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2008年3月31日 (月)

ありがとうAV女優様

最近の僕の晩飯事情をと言いますと、まぁ板倉さんと二人というのが目立ちます。『はねるのトびら』の収録終わりにお互い楽屋にこもり、ころあい見計らって作業を切り上げ晩飯へ。他にはお互い自宅で作業中に電話し合って「どこまで進んだ?」みたいな流れから晩飯へ。二人共、今現在制作中のモノがありまして、言うなればこれが二人の晩飯のキッカケになってくれたりするわけで、晩飯中は終始作品のお話。互いに「あーだ、こーだ」言い合ったり、褒めあったり。最後には「もう、こういう生き方でいいよなぁ」という結論。モノ作りというのは非常に楽しいもんです。

今日は板倉さんが制作中の作品を見せてもらいながらの晩飯。「おぉ、面白いなぁ~」なんて声を上げながらオッサン二人の酒は進みます。途中、本当に面白いモノを見せてもらった僕はなんだかいてもたってもいられなくなって「帰る!」と席を立ったわけです。ゲラゲラ笑う板倉さんも「じゃあ、俺も今夜はもう一踏ん張り」と席を立つ。お互い今夜の作業の健闘を祈り解散。目黒川の桜を見ながらブラブラ歩いていたら、新しいストーリーを思いついて、慌ててタクシーに乗り込む。家に着くなりズババババとパソコンに打ち込む。使えそうだウヒヒヒヒ。

とにもかくにも最近は板倉さんに非常にいい刺激を頂いている僕であります。

そして絵本制作。あいかわらず、まったくもって進みません。今現在描いているページの新しい試みははたして成功するのかどうなのか、それは誰にもわからない事。頼りになるものは何もありませんが、仕上げたら仕上げたで、きっと板倉さんと呑む酒がまた一段と旨くなるのでは?そんな願望のもと、今夜も僕はどうにかこうにか筆を進めております。僕はどうやら旨い酒が呑みたいらしい。

絵本を描いていたら眠くなってしまう自分と酒が少し入るとセックスがしたくなってしまう自分を、今は全力でぶっ飛ばしたいです。ブラックコーヒー&アダルトビデオ万歳。

ありがとうAV女優様。僕はあなた方になんとお礼を言ったらいいのかわかりません。

2008年3月30日 (日)

アンタ達の為に生きるから、まぁ適当に相手をしておくれ

本日は非常に納得のいく漫才ができまして、4月から始まるKING KONG LIVEにはコレをぶつけていこうと、それはそれは大変意気込んでおるわけなんですが、楽屋ではいろんな先輩方から「今度の単独ライブ、30分らしいな」と突っ込まれる始末。「マズイですかね?僕なりに真面目なんですが・・・」とバツの悪い顔で答えましたところ、「ていうかお前、マズイと思ってないだろ」と核心をつかれたわけです。それが正解なんです。僕は微塵もマズイとは思っておらんのです。「30分で納得させたる」という勝負だからです。

本当を言えば15分や20分のネタを作ればいいわけですが、時代が時代。なかなかどうしてそういったネタを披露する場がないもんで、僕は今回も5分ネタばかりを作ったわけです。それはM-1グランプリで吐き出す為にです。しかし言っておきたいのは、やはりM-1が漫才の全てでは決してないということです。だから漫才師の僕の中には「M-1に振り回されてたまるか」という気持ちは確実にあるのです。「なんでいつもM-1に向けて漫才せなアカンねん」という気持ちは確実にあるのです。そんなことを思うときに僕は20分のネタを書こうとするのだけれど、ただね・・。M-1に振り回されるのも、M-1に向けて漫才をするのも、あと2年。「振り回されてみようかな」と思うのです。「M-1に向けて漫才をしてみようかな」と思うのです。20分ネタもやりたいけど、2年経てばそこからは死ぬまでできるのだから、それまでその気持ちはしまっておこうと思います。

KING KONG LIVE、準備は整いました。僕ははやく皆さんに会いたいのです。

キングコングの漫才を好んで劇場へ足を運んでくれる皆さんへ。僕は漫才師、アンタ達の為に生きると決めたよ。アンタ達の為に僕はもういろんなものを捨てたよ。そんな事を勝手に押しつけられても困ると思うけど、でも僕はそうやって生きることをもう決めちゃったんです。いろいろゴメンナサイ。まぁ、全部話すとまた長くなっちゃうから、いつか呑み屋で席が隣になった時にでも話を聞いてくださいな。とにかくキングコングの漫才を観てよ。それでいい。

劇場で逢いましょう。

2008年3月29日 (土)

これが僕らの生きる道

僕はやりたくない事はやりたくなくて、媚びへつらうなんてまっぴらゴメン人間になってしまったようで、おかげ様でそのシワよせが日常生活にまで及び、掃除やら洗濯やらができなくなってしまったり、郵便ポストを開けたりだとか留守番電話を聞いたりだとか、そういった類のものがどんどんできなくなってしまったり、いよいよ家政婦さんの登場が近づいてきているわけであります。

話が少しそれてしまいました。今日言いたいことは、そんなスットコドッコイ日常生活のことではなく、KING KONG LIVEのこと。梶原と話し合って、これはもう即決だったんだけど、とにかくもう余計なことはしたくなくて、ファンだけが喜ぶようなものもやりたくなくて、僕はもう「勝負がしたい」と思った時に今現在手元にある5分ネタ6本。これは年末から数十本作った中でもキチンと勝負できるネタを抜粋したもので、どこへ出そうが恥ずかしくないネタ。もうコレだけを提示して、コレだけで勝負したいという考えに変わってきまして、つまりはライブ自体の尺が5分×6本で30分になってしまうと。僕はソレで全然いいと思ったのですが、キングコングというコンビは僕一人ではありませんので、その旨を梶原に言ったワケです。

「今度のライブ、30分でいこうと思うんやけども

「あ、俺も」

という5秒くらいの会話の末、KING KONG LIVEは30分で勝負することに決まったのです。担当の糞ハゲ作家にあらためて伝えましたところ、もちろんのこと怒られました。「独演会で1時間半以上あるのに、なんでコンビになって人数が増えてんのに半分以下の時間になってしまうんだよ」と、ごもっとものありがたいご意見ご感想。しかしコレばっかりは僕と梶原が「やる」と言っててしまったもんだからどうしようもない。僕達、決めちゃったんだもの。

興行として成立させるつもりなんてありゃしない、僕たちは僕達が納得のいっている漫才だけをやって、そこで評価していただきたいと思うのです。これはファンの方だけが笑うようなモノだとか、時間稼ぎの捨てネタなんてのは排除した結果なのです。30分、単独ライブとしてはかなり短い時間だけれど、僕達は1ミリも手を抜いてなんていません。何ヶ月もかけて準備して、戦おうと考えた挙句、こんなところに着地してしまいました。30分で納得させてやろうという勝負なわけです。

初回は4月9日、死ぬまで苦しむ座間公演です。座間の皆様、遠方から座間に来られる皆様、どうかライブ終わりに予定を入れておいて下さい。意外と早く終わるので、時間をもてあますこと必至です。

僕はよくわからない。いろんな事を制限して、結局30分の漫才ライブをやり続けるというソレが正しいかなんてよくわからない。だけど自分がやらなきゃいけないことが何かを考えたときに、自分がやらなきゃいけないことは、自分がやりたいことだという整理が最近つきまして、仕事は様々ありますが、僕はその中でこの漫才ライブがやりたいと思ったのです。だからきっとこの漫才ライブはやらなきゃいけないのだと思います。

近頃、キングコングはそんな感じです。

2008年3月28日 (金)

笑っていいとも卒業

気づけばもう何年もレギュラーをやらせてもらっていまして、毎週本番前にメイク室でタモリさんと40~50分話しこむことが僕の中であたりまえの事になっていたのです。

『笑っていいとも』の中にいるとなんだが安心してしまう僕がいて、行き着くところそれは僕がMCではないというところにありまして、そんな事を考えるとやはり『笑っていいとも』という番組はタモリさんが責任を取ってくれているのだと改めて思ったのです。そうやってタモリさんが責任を取ってくれる中で僕は、「甘えて」とうワケでは決してないのですが、まぁ、でも安心感に包まれて番組に参加させてもらっていたのです。

タモリさんと鶴瓶師匠の散髪をしたり、おすぎさんとの本当にくだらないバカトークや、青木さんの暗すぎる相談に皆でのったり、緊張するマリエちゃんをからかったり・・・それは本当に幸せな思い出で、僕はとても素敵な時間を過ごせたのだと、今日になって思ったのです。

卒業に関しては本当にたくさんの人と話し合って、それこそ鶴瓶師匠には何度も相談に乗っていただいて、呑みに連れていただいて、でも僕は「もう、そういうタイミングなんだ」と思うところがあって・・。僕は後輩を引っ張っての新番組も絶対に軌道に乗せなきゃいけないし、今現在やっている番組を一回でも長く続けなきゃいけないし、もちろんのこと面白くしなきゃいけないし、とにかく今はもう責任を取らなきゃいけないタイミングだと思うのです。そのタイミングに自分がやってきたのです。不安もいろいろありますが、やるしかないみたいです。いいともスタッフの皆様、僕はそんな感じで頑張ります。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

挨拶に行った時のタモリさんの最後の言葉は、「また呑みに行こう」という言葉でした。

よし、やるぞ。俺。

2008年3月27日 (木)

キングコングとオリエンタルラジオ

目黒川沿いには提灯が並べられ、立派にライトアップされた桜の下ではオカマちゃんが見事に抱き合っており、私は春の訪れを感じずにはいられないのです。とうとうやってきました。皆さんの春はどんな感じか、機会があればまた聞かせてください。僕の今年の春ははいろんなものが終わって、いろんなものが始まります。

オリエンタルラジオと二組での新番組、『全力!Tunes』が始まります。チビッ子ミュージシャンを取り上げる音楽番組です。まぁ、番組の内容に関してはココで言ったところで、もう観て頂くしかないというところなので、このくらいにしておいて・・・僕達キングコングとしましては初の、後輩とのレギュラー番組です。お相手がオリエンタルラジオってもんだから、容易に想像できるのは役割分担のバッティングだと思います。まぁしかし、そんなことはもちろん見越しtた上でのキャスティングでしょうから、そこは我々芸人サイドが乗り越えなければいけない問題です。幸い、アホの中田とはちょくちょく呑みに行く間柄ですから、今度呑んだ時にでもゆっくりと。

初回の収録を先日終えて、まぁ反省点がたくさん。とりあえず僕自身、本当に拙い進行になってしまったり、フロアのスタッフさんとの連携が上手く取れなかったりで、収録終わりは精進を誓ったわけです。まぁコレばっかりは慣れもあるのでしょうが、きっと大御所と呼ばれている人ならば、初回であろうとサラッとやってのけるのだろうと。畜生、待っていやがれ大御所共。

いくぞオリエンタルラジオ。

2008年3月26日 (水)

簡単な言葉

何がそうさせているのかはわからないけれど、最近は発する言葉がだんだんと簡単になってきてしまっている僕。いろいろ考えた挙句「面倒クサイ」というのが一番の理由なのかもしれない。とかくこのブログを始めた当初の方が難しい言葉や言い回しを使っていたように思う。最近の僕の言葉といえば「ワクワクしたい」「ムカつく」そんなところだ。

「小説を書きませんか」といろんな方から声をかけられることしばしば。もちろん今は絵本を描いているので、小説に対する熱はあらず、やんわりと話を受け流してしまっているのだが。まぁ実際に書くことに話が進んだとしても、書ける自信がないというのところもある。僕の文章は非常にバカだ。簡単で幼稚すぎる。それでも話を頂けるというのはとても嬉しいこと。僕は馬車馬のように働かされるのが大好き、自分が必要とされている、求められているというのが実感できるからだ。

絵本を出す出版社の方と呑みにいった。一番最初に僕の絵本に手を上げてくれた人達。あの瞬間から幾度と無く呑みに誘われている。会うたびに読んでおいた方がいい本をプレゼントしてくれて、観ておいた方がいい舞台も誘っていただく。いつも思うことは、今までに本を書いて大ヒットしたわけでもない何の前例も保障もない僕という男に、よくぞまぁこれだけ熱を注いでくれるなぁ、というところ。絵本にしたってそうだ。出合った頃はまだまだ1部をようやく終えたばかりの頃、もしかすると僕が急にやる気をなくして、最終的には雑な作品になってしまう可能性だってあったわけで、よくぞまぁ。「一番最初に手を上げてくれたところに決める」というのは自分のヒキの強さに自信があったのともう一つ、どう転ぶかわからない可能性に賭けてくれるバカな人達と仕事がしたいと思ったから。そして僕はこの人達を絶対に幸せにしたいと思うのです。西野に一番最初に手を上げた事をとんでもない手柄にしてやりたいのです。だから今度の絵本はね、圧倒的なモノにしてやろうと思うのです。人間が誰も見たことがない、バケモノみたいな絵本。.それを世に出したら、きっと喜んでくれる。

そしてそんなその人達は小説が大好き。その人達も「小説を書こうよ」と声をかけてくれたけど、やはり僕自身にその熱がない旨を伝えたら、「じゃあ、何年後でもいいから小説を書く気になった時は絶対にウチに言ってね、ウチで出させてね」とその人。「わかりました、ありがとうございます」と答えつつも、「僕が小説を書きたいと思う日がくるのだろうか?」という胸の内。そしてそんなフワフワしている僕にその人は言ったんだ。

「他所で出したら自殺するからね」

もう、あまりにもバカな言葉。長年、本の仕事をしてきた人とは思えない簡単な言葉に僕は笑ってしまって、そして胸を打ち抜かれたのです。今はまだ書く気になってはいないけど、それでもいつかこのバカな人の元で小説を出して、それがキチンと世に評価されて、そしてこのバカな人が喜んでいる顔が見たいとは思ったのです。

簡単な言葉はいつだってダイレクトに届いてくる。そして少しだけ最近の自分の言葉に自信が持てた僕でありました。

2008年3月25日 (火)

俺は酒呑みスットコドイ

週始めの月曜日のオールナイトライブにもかかわらず、ギュウギュウに埋まった客席。もちろん明日は朝から会社に出勤される方もいて、もう本当にアホとしか言いようがない。愛しているぜ、まったく。月に一度のウンコライブ『ろくでもない夜』がありました。

楽屋には次から次へと芸人がやってきて、20人以上の大所帯。それらが順番にステージに上がり、本当にくだらない事を全力で体現していった。堤下のワンマンステージは圧巻、もう見事としか言いようがない。くだらなさすぎて、素晴らしすぎて泣き出したお客さんもいたんだから。平成ノブシコブシ吉村の暴走には腹を抱えて笑った。週刊誌関係の方々も来られてたみたいだから、きっと書かれるんじゃないかな。奴はバカだバカ。そういった奴らのステージを客席で酒を呑みながら観ていて、僕はもう結婚も何もしなくてもいいなぁ、と思ったのです。こんな糞みたいな連中がまわりにいてくれたら、もうそれでいいと思ったのです。どうやらコレが僕の幸せでした。これを言うと、いつも皆に怒られるんだけど、僕はこんな時に死にたいと思うのです。わかってますよ、そんなこと口にしちゃいけないって・・でも思う。それくらい幸せ。僕は芸人が大好き。神様がどうした?教祖様がどうした?芸人の方が千倍魅力的だぜバカヤロウ。

もう言葉じゃ言い表せない。ホント、こんなクソみたいな芸人の呼びかけにたくさんの人が集まって・・僕には一体何ができるんだ。全身全霊でぶつかっていくしかないよ、こりゃ。いろんなモノを捨ててソコに捧げないと間に合わないよ、こりゃ。全力でお笑いに生きていく所存ですよ。それしかない。

お客さんの中に、以前群馬の独演会で帰した酔っ払いの友達が混じっていたのには笑ったなぁ。その後の真相も聞けて、それがとても興味のある話で・・。便所に行ったら、隣で小便をしていたお兄さんが「あなたは最低で最高です」と言ってくれた。これ以上の言葉があるかね、本当にありがとね。1年間履いて、履き潰れてしまったコンバースをお客さんにあげた。せめてもの、だ。本当を言えば、僕はお客さんとセックスがしたいとさえ思うよ。男のお客さんには僕のケツで良ければ貸してあげたいとさえ思うよ。僕はあなた方が大好きだ。

『俺は酒呑みスットコドイ』という名曲が生まれました。『逢いたくて五反田』に続く名曲。まぁ、せちがらい世の中ですけども、酒呑んで笑い飛ばしてやりましょう、そんな事を歌った曲。なんだかこの『ろくでもない夜』にはピッタリで。テーマソングにしてやろうかしら、CD化してやろうかしら。

今は皆に会いたいと思います。また来月、共にバカをやりましょう。

2008年3月24日 (月)

新潟での独演会を終えて

地元のアナウンサーの方がわざわざチケットを買って観に来てくれて、そして贅沢にも開演のアナウンス&織田君の登場キッカケまでやっていただいた。ありがとう、リンリンさん。織田君の登場キッカケというのは、織田君が歌う湘南乃風の紹介のこと。つまりは今回も織田君は開演前に湘南乃風を熱唱したのである。そして今回は歌終わりに織田君のアドリブが炸裂。なんと喋りだしたのだ。ものの見事に盛り下がるかたちとなりライブがスタート。

1時間45分喋った。本当は1時間半くらいにまとめたかったんだけど、途中、酔っ払い客を帰した話に脱線してしまって、そこには個人的にも熱があるもんだから、それが伸びてしまった。とにもかくにも喋って喋って喋り倒して、とても気持ちよく舞台袖に帰った。

ライブ終わりに劇場を出ると出待ちのお客さんが8人。なんたることか。客席には300人いたハズだが。しかし毎度の事、これが独演会の特徴だ。どうやらその辺には皆さんまったく興味がないらしい。そんなことを見越して劇場を出る前、「おそらく出る時にお客さんに押されてパニックになりますから、僕が警備します」と僕をガードするように歩く糞ハゲ作家。そしてガラガラの劇場出口を見て「あれれ~?」と一連の嫌味コンボをブチ込んできやがる。僕はアイツのケツの穴にビニール傘を突き刺したいんだ。死んでくれ。

独演会。月に一度ではありますが、僕は芸人として非常に健康的な活動だと思うのです。そこには編集も何もなく、何の企画もない、僕の全てを見てください、評価してください、ですから。そして本番前はやはり集中しますし、恐さもありますし、僕の場合はこういう場所をちゃんと設けている方がいろいろな事のバランスが保てるなぁ~と、そのように思うのです。上手く言えませんが、TVが全てじゃないと思うところがありまして、そしてラジオが全てじゃないというところもありまして、だからと言って舞台が全てじゃないというところもあるのです。大事にしているのは「棲み分け」で、「TVでは自分のこの部分を見せる」「ラジオではこの部分」「舞台ではこの部分」、とまぁ、そういった感じで分けるようにしています。分かりやすく具体例を挙げれば、TVでは自分が持っている中でも非常にポップな面が見せられればいいな、と。そういった感じです。そして舞台の事を考えた時に、やはり僕がしなければいけない事はKING KONG LIVEでの漫才と、独演会でのお喋り。ここかな、と。ここをキチンとやっていれば、それが最終的にはTVやラジオに還元できるのではないかと。『ろくでもない夜』は自分へのご褒美です。すみません。なので僕はこれからもこういった活動を大切にしていきたいと思うのです。あと言っておきたいことは、新潟は魚が旨いということです。皆さん、ぜひ新潟へ。体調を崩されたお客さんの元気な姿が見れて良かった。今回は本当にソレが良かったんだよ。

さてさて、今からは新番組の一発目の収録、そして夜は『ろくでもない夜』です。やってやるぜぃ。待ってやがれ、このスットコドッコイ共。

2008年3月23日 (日)

ブッ倒れるまで

総合演出と『はねるのトびら』の今後の話を少しして、それから僕は楽屋へ。今日は絵本制作。生活感のなさからか、家よりか格段に作業に集中ができるので、毎週『はねるのトびら』の収録終わりは決まって楽屋で作業。ここ最近のお決まりパターン。救われることに板倉さんも同じくこのパターンにハマっている?ハメている人物。僕一人ではないのである。僕が独り作業をしている、その隣の楽屋で同じように板倉さんも独りで作業。この事実だけで独りである事が大分救われる。「23時までやろうか」てな約束を交わしたもんだから、お互い集中してドドドっと。

板倉さんが今作っているモノ、もちろんソレが何だかは言えないけれど、僕の休憩時間の時などに製作途中のモノをたまに見せてもらったりする。面白い。逆に板倉さんの方から僕の絵本を見に来る場合もあったり、僕達はなおさら自分のモノ作りに力が入る。とても良い連鎖だと思う。

そして、今取り掛かっているものが終わったら次は何をしようか?そんな話にもなったりする。同世代で同じように生きてくれる人がいるのは刺激的だ。こういう関係をずっと築けていければ、とても有意義な人生になると思うわけです。板倉さんと約束した終了時間まであと少し、もう一頑張りしようと思います。

そして日が空ければ、いよいよ独演会。新潟だ。ブッ倒れるまで喋ってやろうと思うのです。新潟の夜の酒を旨く呑みたいたいのです。

そして、その次の日は春から始まる新番組の初めて収録。どうなるかまだ見当もつかない。今言えることは、ひたすら楽しみだという事。この事についてはまた別の機会に書こうと思います。そしてその収録が終われば、その夜は『ろくでもない夜』オールナイトトークライブだ。声がちゃんと出るか心配だけど、これも楽しみの方が大きい。朝まで喋って、軽く仮眠を取って、またまた絵本制作。もうこの勢いで爺になってやろうと思う。僕は幸せ。

絵本制作は今、第三部の10ページ目。ここで新しい試みをしております。上手くいくかどうかはこのページを書き上げるまでわからない。失敗すれば60時間がパー。このページはその賭けに出てるわけですが、マンネリで描くことを考えればその方が面白い。はたして上手くいくか第三部10ページ目。

さっきから書いている事がまとまっておりませんが、僕の頭の中では本当に綺麗にまとまっておるのです。

とにかく突っ走るという事です。アチョー。

2008年3月22日 (土)

もしもあなたが不満なら

「前売り2000円は安いんじゃないか?」てな事をよく言われるけど、とんでもない。それにはキチンとした理由があって、つまりはライブ時間が1時間しかないという事。

そして今日、糞ハゲ作家と話していて、とにかく僕はオープニングVTRだとか、ネタ合間のブリッジVTRだとか、そしてゴマカシのネタだとか、そんなものが上達してもしかたがないという考えがありまして、そこに時間を費やすのなら漫才の精度を上げる事に尽力した方が前向きな気がして、だったらいっその事そういった贅肉を切り落そうと思った時に、現段階で4分の漫才が6本、つまり約24分の単独ライブになってしまいそううという事を糞ハゲ作家に伝えましたところ、「興行として成立するかドアホ!殺すぞ」と、みっちり怒られたのです。今回のKING KONG LIVEの落ち度です。

ただ言わせて欲しいのは、ファンの方を喜ばすようなモノは作りやすいと思うのです。僕達の事が好きなんだから、プライベートを匂わすようなモノを提供すればいい。そんな事はデビュー間もなくやってきました。だけど僕の求めているモノはそんなんじゃなくて、「キングコングが嫌い」という人をいかに振り向かせるか、というところ。突き詰めると、それがM-1グランプリだったりするんだけど、とにかくキングコングが好きでチャンネルを合わせているわけではない人の胸を打ちたいのです。

だから今回のライブも何ヶ月も前から準備しておりまして、この6本でいこうかと。今回のライブの主旨は無駄にネタ数を増やしたいワケではないのです。ファンサービスでもないのです。今現在、存在するキングコングのネタを育てていくというところにあるのです。そこのみに集中して今回のライブに臨もうと、僕はそのように思うのです。

とは言え、まぁナンダカンダで1時間にはなるとは思いますが、もしライブに来られたお客様の中に、ライブ終了後にモノ足りない気持ちを持たれた方がおられましたら、僕の楽屋に来て全力で否定して下さい。話を最後まで聞いて、僕は僕の財布からあなたにチケット代を返そうと思います。パフォーマンスではなく本当に返します。

それくらい、この短い時間に賭けているということですわ。

2008年3月21日 (金)

第23回 西野亮廣独演会in新潟

いよいよ迫ってまいりました『西野亮廣独演会in新潟』、今回は珍しく平日ではなく日曜日での開催という事でお客様が来やすい環境ではあると思うので、それが客層を変えるのかどうなのか非常に興味のあるところでございます。考えてみれば、いつもスケジュールが空いているところ、それが平日だろうがライブをはめ込む形をとっているので、その辺りの考慮が足りていない事は申し訳ないと、この場を借りてお詫びさせていただきます。ちなみにこの独演会翌日の週始めである月曜日には『ろくでもない夜』オールナイトライブです。この辺は天才マネージャー妖怪ちんぷんかんぷんを恨んでいただけると正しいと思います。次回からは気をつけます。

そしてこのライブを境にスケジュールはバタバタし始めまして、月をまたいで4月は休みが一日もございません。「たいしてTVに出てねぇじゃねえか、バカ野郎」という声が聞こえてきそうですが、なんだか勝手に忙しくなってしまいました。まだ言えない仕事の事もあるんだけど、それ以外だと、まぁ4月から始まるKING KONG LIVEがスケジュールを支配している部分があります。それは本当にあるがたい埋まり方です。

漫才ですよ。漫才。

ネタを何度も微調整しながら舞台にかけていれば、ある時突然「ガチャン」と音が鳴る時があるんだ。そが鳴った時は僕も梶原もニンマリ。それは多分、納得できた時の音。あまり経験できない事。去年は一本だけその音が鳴った。だから勝負所ではその一本を使ったんだけど・・結局は2本必要なんだ。2本。

今日の漫才はその音が鳴りかけた気がした。もしかしたらあと少しかも。早く聞いて2本目に取り掛かりたい。その為には舞台だ、舞台、舞台持ってこんかいっ。やってやるぜ。

まぁ、いろいろありますが、とりあえずは目の前のものに一生懸命。

西野亮廣独演会in新潟、頑張ります。

酔っ払いは来るな。

2008年3月20日 (木)

シーユーアゲインだぜ、ベイベー

わざわざVTRまで作っていただいたり、スタッフさんが率先してネタをやったり、「お疲れ様でした会」を盛り上げる為に四苦八苦の皆さん・・・本当に愛のあるチームだと思いました。

3年間続いた『たべごろマンマ』がこの春で終わります。僕自身、あまり番組の最後に居あわせた事がなく、まだまだ実感がないというのが本当のところです。多分きっと、来週や再来週に今までとは違う生活サイクルに違和感を覚えはじめ、ようやく寂しい気持ちになると思うのです。

この番組を通じて本当にたくさんの人と出会う事ができました・・・う~ん、なんだかこうやって書いていると、さっきから月並みな言葉しか出てこない自分にとても気持ちが悪くなってきました。なので言いたい事を要約します。2つだけです。

僕はこの番組のスタッフさんを愛しているという事。そして僕の妹のベッキーを泣かすような奴がいたらブッ飛ばすという事です。この3年間を簡単に言えば、そういう事になりました。

また皆でバーベキューでも行きたいなぁ。なんと言っても料理の手際の良さは日本一だぜ。絶対に最高のバーベキューになるぜ。

打ち上げの2次会はカラオケに行きました。僕はサザンオールスターズさんの僕の大好きな歌を歌いました。ガラガラ声でヘタっぴだったけど、皆さんに思う気持ちで歌いました。

そして勢いでベッキーを抱きしめようとしたけど、喰い気味で「やめて下さい」と言われました。

皆さん愛しています。3年間、このクソ芸人と過ごしていただいて本当にどうもありがとうございました。僕はとても幸せでした。

お互い素敵な夢を叶えましょう。

それでは、また。

2008年3月19日 (水)

あなた方はいつも酒を旨くしてくれる

実は私、日本一の酒豪でして、そんな私の地ビールランキングでここ数年トップに君臨しつづけているのが軽井沢の地ビール『よなよなエール』なのです。ちなみに2位は『ヒューガルデン・ホワイト』というベルギービール。これからビールを呑み始める人も、今のビールに少々飽きてきた人も、この辺りを押さえておけば間違いはないでしょう。とは言え旨い酒というのは最終的には仕事の出来と呑む仲間です。

この度、自己破産をされたチンポコズルムケ作家の裁判が無事に終わったので、なんとなく酒の席を設けました。若手芸人大勢の中には堤下(先輩)からアッハー小泉さんまで。最初から最後まで大騒ぎ。ハゲキャラの取り合いで衝突するハゲ二人。負けた方のあだ名は「ロン毛」に決まった。アッハー小泉さんの服を燃やすノリが確立されて、帽子からTシャツまでボロボロに燃えた。それを見てゲラゲラ笑う連中に、少しオイシそうな顔をするアッハー小泉さん。目立とうと自分で自分の帽子を燃やして前に出てくるオコチャさん。皆、ゲラゲラ笑う。なんなんだ、まったくこの生き物達は。どうしようもない。そして僕は幸せ。どうしようもなく幸せ。

昼間は腐るほど汗を流して戦って、夜はこんな感じ。僕は芸人で良かったと思っているんだ。僕が芸人である以上、僕のまわりに芸人がいてくれるし、それは酒を旨くしてくれるからだ。皆にありがとうと思う。

帰り道。ずっと履いていたコンバースの寿命に気づいた。こんなになるまで気づかなかったか。最近バタバタしてたからかな。今度新しいのを買いにいこう。僕の大好きな黒色の革のコンバース。

少し呑みすぎた帰り道。

2008年3月18日 (火)

呑んで喋っていたら、さっきからずっとニヤニヤ僕を見つめていた後輩ちゃんが突然「もし西野さんがソッチに目覚めたら僕のケツを使って下さい!」と驚きの発言。それでもまぁ万が一、目覚めてしまった時の保険がこの度できたので、僕は安心して生きていける事になりました。

明日は朝からウチのチンポ作家の自己破産の裁判があるもんで、裁判終わりに呑みにいって人生について語っていただこうと思います。

音楽戦士のゲストに僕が中学時代からファンだったエレファントカシマシさんに来ていただきました。目の前で「今宵の月のように」と「「悲しみの果て」を歌っていただいて、感動と同時に感慨深いものがありました。さらにカワイ子ちゃんがホントか嘘かわからないけど「今度あなたの為にカレーを作ってあげるわ。ウフンッ」と言ってくれて僕は嬉しい気持ちなのです。

春。

今年の春も皆さん様々な迎えられかたをしている事だろうと思います。僕の春も今年は大きく動きがあって、まだ言えないことがたくさんあるけど、一つは先日言った『KING KONG LIVE』です。年明けだったか、思い立ってすぐ行動、梶原に電話して「毎週単独ライブやろうぜ」と。梶原も「いいよ」と一言。梶原はいつもこの調子。M-1参戦を決めた時も「M-1獲ろうと思うんやけど」と僕が言えば、「わかったー」と梶原。ホントこの感じで決めちゃったんだ。いつも僕の思いつきに乗っかってくれて感謝感謝です。いろいろスケジュールを調整していくウチに最初から「毎週単独ライブ」と打ち出してしまうと出来ない日とかも出てくるかもしれないから、とりあえず2週に一回にしておいて、始まってみていけそうなら毎週にしてしまうつもりです。「毎週単独ライブをやっているコンビって面白いんちゃうか」そんなところからスタートしたわけです。つきましてはキングコングのオフィシャルホームページというものを作りました。今週は全国のどこでライブをするのか、そんな情報なんかを載せていこうかなと思います。

この冬と一緒にサヨナラしなくちゃいけない事もいくつかあって、僕はとても寂しい気持ちだけど、それでも次のステップに行かなくちゃいけない。こんな感じできっと大人になるのだと思う。その事はまた次の機会に書こうと思う。

春からは『ろくでもない夜』も毎月やっていこうかなと思っております。お笑いではお客さんと接近する事がなんだかタブーになっているし、僕自身もその行為はなんだかチャラついているイメージがあり、それに関してはあまり前向きな考えではなかったのですが、ここにきて「ライブ終わりにお客さんと呑みたい」と思うようになっている自分がいるのです。お笑い好き者同士で呑んで、いろんな意見が聞けて、きっと楽しいと思うんです。だから普段のライブよりも少し距離の近い『ろくでもない夜』に魅力を感じてしまっている最近の僕です。僕はお客さんと酒が呑みたいのです。

そういえば次の日曜日は新潟で独演会です。まだまだ先だと思っていたらアッという間です。酔っ払いがいたら追い返そうと計画しております。独演会も引き続きやっていこうと思います。ゆくゆくはDVDにしたいもんです。

今朝の公園では桜はまだ咲いてなかったけど、梅はもう立派に咲いていました。冬はもう終わったらしいです。僕は寒いのが苦手なのでそれは嬉しい変化ではあるのですが、寂しいのは、僕の好きな子から貰ったセーターが着れなくなってしまうことです。

皆さんは、どんな冬が終わって、どんな春が始まりますか?

また呑む機会があれば聞かせてください。

2008年3月17日 (月)

あれもしたい、これもしたい

ウシシシシシ・・やりたい事がまた見つかったのです。今はまだ絵本制作があったりで、すぐには取りかかれないのですが、絵本制作が終わり次第すぐに始めてやろうと。それが何かはまだ言えないけれど、「出版物」とだけは。やはりモノを残したいという思いが強くあるもんで、自然とそういったアプローチが増えます。

絵本を描き終えれば一ヶ月くらいバカンスしてやろうかしらと考えていたのですが、止めにしました。新しく思いついたやつを早く形にしたいからです。今度は半年くらいで形になると思います。またその時に何か思いついたら、その次のバカンスもお預けです。

結局、この調子でずっといきそうな気がします。途切れたら途切れたできっと不安になってバカンスどころじゃなくなるだろうし。

誰もやったことがないことをやって、誰もなったことがないヤツになりたいと、そんな事を思っております。

2008年3月16日 (日)

ワンダーランド

やついサンに誘われ、僕は歌舞伎町へ。以前「キングコング西野、リンダリンダ熱唱で右肩脱臼」と報道されたイベントの続編が今回。向かう途中、ロフトプラスワンという、今度『ろくでもない夜』をする会場の前を通りがかった時に同期のネゴシックスとバッタリ。聞けば「今日はここでカリカさんのトークライブをやってるよ」とのこと。かなり近距離で、お世話になっている先輩が同時にオールナイトライブが行われている、当たり前だが僕はワクワクしてしかたがない。欲張りな僕は両方のライブをハシゴする事を決め、そして歌舞伎町がワンダーランドになった。

やついサンのイベントに行くといつものメンバー。やついサンは今日もニコニコ。小沢さんは兄ちゃんみたいに僕の面倒をみてくれる。いろんな人を紹介してくれる中、ナイツの塙さんとお話させていただいた時なんかはもうドキドキが止まらない。チンポコが飛んでいきそうだった。いつか塙さんと漫才の話がしたいなぁ。例のごとく小沢さんに舞台へ上げられリンダリンダを歌った。お客さんが僕の右腕を引っ張るノリが楽しかった。脱臼ネタのかぶせ。男の客がたくさんチューしてきた。きっと前回その事もニュースになったからだ。それでも僕は幸せで、気がつけば男と抱きついていた。ホントは女の子にも抱きつきたかったのだけど嫌われるのが恐いからやめた。皆、メチャクチャ可愛かった。さんざん暴れて、会場を出て、次はロフトプラスワンへ。

カリカさんのトークライブに乱入。はいているパンツの柄を当てるゲームに参加。皆が僕のはいているパンツを当てようといろんな質問に答える中で、本当にバカバカしいミニコントが始まっては終わり、また始まって・・これを幸せと呼ぶのだと思う。来週は僕もここでライブだ。そういえばさっきの会場で「ろくでもない夜に行きます」と結構言われた。関係者の方にも。マズイぞ、そんな立派なライブじゃない。まぁ、なんとかなるか。ともかく、こんな感じでバカができたら成功だ。舞台には40分くらい出させてもらって、ビールを一杯呑んで会場を出た。

再び、やついさんのイベントへ。ビール片手にいろんな芸人さんとお話をさせてもらった。皆ホントにカッコイイ。ずっとそのままでいて欲しい。「ブログ見ました」と話かけてくれたのはエンタの神様のスタッフさん。先日、エンタの神様についての事を生意気に書いてしまったから怒られるかと思ったけど、その逆だった。酔っ払って書いた文章だったから読み返すと日本語はグチャグチャだったけど、思っている事は本当。だから僕はそれを伝えたくて、エンタの神様のスタッフさんに、エンタの神様について熱弁するというワケのわからない事をやらかしてしまったのだ。それでもニコニコ、話を聞いてくれた。優しいなぁ。また会いたい。

芸人さんだとか音楽家の方だとかスタッフさんだとか、いろんな人に話しかけられた時に話題の上位にくるのはブログの事と去年のM-1の事。僕の声はほんの少しだけど、それでも確実に誰かの胸に届いているんだ。それを知れる事はとても励みになる。泣いてやろうかしら。

便所に行く途中、お客さんに「今日、誕生日なんですよ」と声をかけられ、僕は着ていたパーカーをあげた。それを見ていた他のお客さんに「俺も」「私も」と詰め寄られ簡単なオイハギに遭った。スタッフさんに救助され、命からがら楽屋へ戻った。楽屋でまたペチャクチャ喋って、ライブ終了の時間になったので皆さんとサヨナラした。寂しかった。

会場を出て、もう一度ロフトプラスワンに行ってみた。もちろんライブは終わっていたけど、カリカさん達が楽屋で呑んでいたので混ぜてもらい朝の7時半まで呑んだ。アイドルについての意見の食い違いが出たので、少し熱が入った会話になったりもして、ふと我に返った時にそのバカバカしさに気がついて、幸せな気持ちになった。ずっとこんな事をしていたい。そして皆さんとサヨナラして、ビールを結構呑んだので新宿から家までは走って帰った。

朝の歌舞伎町を歩く女の子の太ももが眩しかった。いや、超マブかった。

2008年3月15日 (土)

絵本制作の時は・・・

来週放送予定の『はねるのトびら2時間SP』は先ほど無事に全て撮り終えまして、今は湾岸スタジオの楽屋をそのままお借りして絵本制作。隣の楽屋に篭っているのは板さん、僕と同じように作業をしています。なので少々疲れても、その存在が励みになり、もうひと踏ん張りしてやろうという気持ちになります。今日は夜中に先輩からお誘いを受けているので、それまで集中してやってやろうという気持ちです。

それにしても絵本制作、一体いつ終わるのでしょうか。「これはもう終わらないヤツなのではないか?」そんな事を思ったりもするくらい、もうかなり長い間こいつと向き合っています。稀に狂いそうになりながらも、作業を辞めないのは、やっぱり僕がこの絵本を世に出したいという気持ちが強いからです。「この本を観たら、きっと皆ひっくり返る」僕は本気でそう思っているのだ。そもそもお笑い芸人が絵本に時間を費やしているんだもの、それ相応の結果を出さないと納得してもらえない。そして僕は生まれてこのかた今僕が描いているような絵本を観た事がない。きっと皆さんもそう。だから皆さんがどのようなリアクションをするのか非常に楽しみなのであります。

最近になって思うのは、完成までにこれだけの年月を要するものに出会えたのは幸せだということ。僕だって人間、簡単な言葉を使うと、しんどいのは嫌だ。だけどこれだけしんどい思いをしても今回のは「作ろう」と思えたのです。完成は何年後かになるのに、「作ろう」と思えたのです。言っておくが、これは幸せだ。この先、僕が何年生きるかは知らないけど、そうそう出会えるもんじゃない。そんなものに出会わずに生涯を全うする人だっているわけだ。そう思うと本当に僕は幸せだと思う・・・

絵本制作の時は、そう自分に言い聞かしているのです。

ツライぞ、バカヤロウ。

2008年3月14日 (金)

これが僕の声です

やっぱりいろいろ考えて、僕はお笑い芸人として生きたいと思った。もっと言えば漫才師として生きたいと。そんでそのまま死にたいと。漫才師が少し背伸びをしてTVやラジオに出ている、そういう順番でありたいと思う。それは何年かこのお仕事をやらさせて頂いた中で、本当に勉強になり自分の肉となり骨となっている部分もあったんだけど、「あれ?これチョット違うなぁ」と、正直に言ってしまえばそんなように思ったことが何回かあったのです。「TVに出たい」という憧れが少し強かったのかもしれません。それはいい事なんだけど、その手段を見失う事もしばしば。やはりお笑い芸人の漫才師の手段で進んでいきたいと、僕はそのように思うのです。

「やりたい事をやる」

単純明快。ここ最近は何度も言っているけど、もうコレに尽きる。気に入ってもらう為に動くのではなく、僕は僕のやりたい事をやるんだ。それが僕の幸せだからです。ゴーイング・マイ・ウェイですよ、ホントに。

そして僕はね、君をハラハラさせたいのです。君がハラハラするような、そんな芸人でありたい。「TVの人になっちゃったんでしょ」僕がTVに出だした頃、劇場時代から応援してくれていたファンの方によく言われました。「勝手な事言うなよ。都合のいい事言うなよ」当時の僕はそんな事をよく思いました。そこで活躍しようとしている僕を応援して欲しかったからです。それから時間は過ぎて、今思う事は「でも、やっぱり君をガッカリさせてはダメだ」ということ。だって僕はガッカリさせたくないもの。いつまでもハラハラさせたいんだもの。そんな単純な理由さ。

そんでいろいろ考えた。去年のM-1の後押しもあったり、そして「こんな芸人がいたら面白いなぁ」と思った事を実行に移すだけ。春からキングコングのスケジュールが大きく変わります。おかげでいろんな仕事ができなくなってしまうけど、僕には漫才師という絶対的な優先順位があるんだ。それはもう誰にも邪魔させないよ。

4月から2週間に一回、単独ライブをやる事にしました。漫才を7本くらいひっさげて全国を回ります。その勢いのまま爺になって死んでやります。

KING KONG LIVEが始まります。

2008年3月13日 (木)

このまま僕らは天国へ

仕事終わり。春から動き出すチームのスタッフさんと梶原と3人で呑みに行った。本日の梶原の仕事内容がとてもムカついたものだったので、その思いをぶつける僕、それに反論する梶原。四谷3丁目の焼肉屋でフルスロットルで喧嘩するキングコング。それをニコニコ眺めるスタッフさん。ふざけんなよ、まったく。

そこから話は転々と・・・春からのことだとか、漫才のことだとか、話すこと6時間。気づけば真夜中になっておったのです。男3人で何をしている。だけどやっぱり、お笑いの話を肴に呑む酒は旨い。きっと、お笑いに全力でぶつかれているからだ。このまま年を重ねていきたい。

そして僕は梶原と死のうと思ったのです。

2008年3月12日 (水)

ガレッジ×キンコンまとめてゴールデンやっちゃえよSP

ガレッジセールさんと2組での特番、先週の収録の続きが今日。またまた晴天。相方とハイタッチしたり、本気で悔しがったり、やはりガチンコのスポーツ対決は面白い。勝手に温度が上がるんだもの。そういえば子供の頃、TVにかじりついて、僕もいつかこんな事をやりたいと思っていた。とんねるずさんのPK対決とかね。

蛍光灯を振り回してスターウォーズごっこをしている子供の頃の俺よ・・・流されちゃイカンよ。処世術ばかり身につけようとしちゃイカンよ。言い訳するんじゃないよ。まず気に入ってもらえるように生きるんじゃないよ。自分の思う事を、やらないといけない事を一生懸命やるんだよ。それを気に入ってもらえる日が来るよ。お前は間違うよ。それはお前がお前の大好きなお笑いを裏切った時だよ。それでもお笑いはお前を決して裏切らないよ。だから、涙が止まらない日があるけど、それでもお笑いをやるんだよ。ずっと信じていていいんだよ。そしてみんな優しいよ。だからお前はみんなを笑わせなきゃいけないんだよ。お前は今、終わりの会で皆をどう笑わせるか考えているだろ?皆をハラハラさせたいと考えているだろ?お前はもう芸人だよ。それをずっと続けるんだよ。俺は今27歳だけど、今のお前と一緒。笑い声を聞いたらまだチンチンがくすぐったくなって嬉しい気持ちになるよ。これは無くならないから安心してお笑いを続けていいよ。辛い事は山ほどあるけど、今のお前は間違っちゃいないから、そのままお笑いを信じ続けるんだよ。そうすればお前は27歳の今日、ゴールデンでPK対決をしているよ。お前の好きなとんねるずさんみたいだよ。

昨晩は遅くまで作業をしていたから、今日は体をたくさん動かせて清々しいです。今は収録の合間。ガレッジセールさんは仮眠をとって、梶原は週刊誌を読んでおります。今日は空き時間や移動時間が多いから、その時間を利用して、漫才だとかブログだとかのパソコンでできる作業を済ませてしまおうと思います。夜には呑みに行きたいからです。呑みに行って、お笑いの話をして、僕は幸せになりたいのです。今日はそんな酒が呑みたい。

ロケに協力してくれた、くの一のお姉さんが破壊的にカワイイ。きっと天使だと思う。

2008年3月11日 (火)

もうすぐ0時

朝早くからのロケも昼過ぎには終わり、そこから本社に移動して会議室で番組のコメント撮り。初めてお会いする番組スタッフさんに「日の出アパートの青春、観に行きました。面白かったです」と言っていただき、嬉すぎてウンコが漏れそうになった。会議室をそのまま借りて、今日はモノ作りの日。

DVDのスタッフさんが納品前の『日の出アパートの青春』を僕の元へ持ってくる。ほぼ商品と同じ内容のモノ。特典映像のスーパーが気になったので、再度編集やり直しのお願い。今から直すのは相当大変らしい、何様だ俺は?こんな時は本当に自分が嫌になるけど、でも妥協するくらいならこんな仕事辞めてしまった方がいい。作品に携わってくれた人達に会わせる顔がないからだ。ただ、問題は自分が編集をしていないというところ。「やり直し」を言いながら、僕は何もしちゃいない。だから手伝える事があれば何時でも駆けつけて、雑用でも何でもする。とにかく妥協を認めちゃダメだ。癖になるしね。

申し訳ない気持ちで、また会議室に独りになる。カバンから『日の出アパートの青春(舞台版)』の仮編集を終えたDVDを取り出し、パソコンで観た。短編映画の時から数えると、もう何百回と観てきた作品だが、我ながら素晴らしい作品だと思った。天才なんだと思う・・いやいや、演者さん、スタッフさんに感謝感謝です。心から皆さんのおかげだと思っている。

DVDを観終えてからは、漫才を書いた。今、いろんな形をい試していて、はたしてコレがハマるかどうかは分からないけど、限りなくキングコングの素に近いやりとりになっている。なんせ、ネタのヒントにしたのが先日のキングコングのラジオの会話のやりとりだから。この形がハマってくれれば嬉しい。新しいスタンダードになってくれる事を願う。書き終えて少し気分が上がって、「こんなネタ書いた」という電話を梶原にした。

ロビーの自販機にジュースを買いに行ったら、芸人さんに3月24日の『ろくでもない夜』のライブの話をされた。「観に行きたい」のだと。言っておくが、観に来ても何も勉強になるようなライブではないぜ。趣味だもん。それでも同じように「行きたい」と言ってくれる芸人仲間が多数いて、「それやったら舞台に出ちゃえよ」という流れになり、公表はしていないが出演者が勝手に増えている状況。皆、酒呑んで笑いたいのだろう。お待ちしてますよ、BUBKAさん。今回のライブのレポートも宜しくです。当日が楽しみだ。

帰り道の車の中で銀杏BOYZを聴いて、好きな女の子の事を考えた。

家について、とりあえずHビデオを取り出し、シコシコをぶっこいた。作品タイトルは『巨乳4時間』ストレートすぎるぜ。今日もありがとうAV女優さん。

そこからは絵本制作。聞き飽きたかもしれないが、今日もまったく進まない。描いているうちにイライラが止まらなくなって、チョコレートの詰め合わせを一袋食べた。大量のチョコレートでお腹がいっぱいになって気分が悪くなった。最悪。

時計を見れば、もうすぐ0時。今日が終わろうとしている。なんだか足りない気がするからもう一踏ん張りしようとは思うが、絵本制作で頭がどうにかなってしまったので、気分転換に今から10km走ってこようと思う。朝も走ったから今日は合計すると20km。何をしているのだ、俺。でも知っていますか?皆様方。最近は星がとてもよく見えるんだぜ。東京も捨てたもんじゃないね。

今日は会社に呼び出されて大きな仕事の話を頂いた。春からの大きな仕事。でも多分やらない。

僕には今、やらなければならないことがあるから。

それでは走ってきます。

2008年3月10日 (月)

もったいないオバケが出るよ

『キンコンヒルズ』の企画で僕が無条件で笑ってしまうのが相撲対決です。そこには特別ダイナミックな展開があるわけでもないのですが、オッサンがまわしを付けて一心不乱に相撲をとる様があまりにもバカバカしくて、いつも笑ってしまいます。

オッサンが真剣に相撲をとったり、オッサンのブリーフ姿だったり、オッサンの全力疾走だったり、オッサンの口喧嘩だったり・・・やはり思うのは年齢は重ねた方が面白いということ。それは10代では絶対に出せない面白さ。そりゃそうだ、10代のコに比べ、本来オッサンはしっかりしていないといけない存在なのだから、フリが効いている。

ボケだけじゃない。ツッコミにしたってそう。年齢を重ねた方が説得力が出てくる。どんどん面白くなってくるのだ。

だから、この先どれだけTVの仕事をしようが、ラジオの仕事をしようが、それ以外の仕事をしようが、僕達キングコングが漫才を手放す事はないのです。今よりももっとバカな事をしちゃいけない年齢になってくるわけだから、バカな事をする漫才はどんどん面白くなる。どんどん面白くなると分かっているものを手放すなんてもったいない事を僕はしない。

だから漫才は死ぬまでやりますよ。目指すは爺2人による「イェイイェイ!」です。

2008年3月 9日 (日)

いつかは終わってしまうらしい

未来永劫続くなんて、寂しいけどそんな事は1ミリも思っていない。いつかは終わってしまうものだと、寂しいけどそんなふうに思っている。寂しいけど、きっとそうなんだと思う。でも、だからこそ、全力でぶつかれるのだと思う。もしかしたら明日がないかもしれないと思えるから全力でぶつかっていけるのだと思う。

とても充実した仕事だった。情報など一切ない、お笑い純度100%。バカな事を一生懸命考えて、バカな打ち合わせを真剣にして、バカなモノを作る。ただ、それだけ。

巨大なクレーン車を2台用意したけど、画面に映るのは一瞬。それがあまりにもくだらなくて、腹を直接コチョコチョされたよう。いっぱい笑って、そんで少し寂しくなった。

いっぱい笑った後は、いつも少し寂しくなる。

寂しいったらありゃしねえぜ、まったく。

2008年3月 8日 (土)

しっかりとした軸ができたように思う僕は、あまり迷わないのです

『はねるのトびら2時間SP』が3月中旬と4月頭にポンポンッと2本ありまして、おかげ様でなかなかハードなスケジュールとなってしまった収録は昨日の朝9時にスタートして、ただいま明け方5時30分。終了時間は大幅に押してしまったが、それでもまだ撮り終えていない分を明日(正確には今日)にまわすこととなり、朝6時入りだったスタッフさんや、その他皆の疲れも考慮して明日の入り時間を少し後ろにずらす形がとられ、明日は昼過ぎからの収録。というわけで・・前々から誘われていたがスケジュールの関係で断らざるをえなかった呑み仲間のオオカミ少年が正午からやっているトークライブに急遽出られることになり、僕は今チンポをおっ立てて喜んでおるのであります。

呑み仲間と仕事ができるのは嬉しいもんです。今度呑んだ時にその時の話が酒の肴になるからです。『はねるのトびら』の収録が押してくれたおかげで、どうやら今度旨い酒が呑めそうです。

朝から次の日の朝までお笑い100%の収録、合間に呑み仲間のトークライブに出て、それが終わったらまたお笑い100%の収録の続き。これほど幸せなことがあるだろうか。こういう感じで死んでいきたいと僕は思うのです。こういう感じで死んでいけるように・・努力をするならばきっとその方向だと思う。優雅な暮らしをする為ではなく好きなことをする為、その為の努力や割り切り、それが大事だ。収入なんて飯が食えりゃどうだっていい、それよりも生きる内容。「好きなことだけをして生きる」その為に考えて、その為に苦しむ。とても単純だ。

今からとっとと家に帰って、とりあえず10kmジョギングで汗を流して、オオカミ少年のトークライブへ向かう。僕の足取りはとても軽い。このまま死ぬぞ、このまま死ぬぞ、あぁウレシ。

片岡鶴太郎さんが僕の絵を絶賛してくれた。こちらも早く世に出したい。きっと楽しい。

なんだか最近自分の中でとてもわかりやすい答えが出たように思います。

2008年3月 7日 (金)

思いついてやろうと思うのです

人がどう取るかは知りませんが、自分の中で勝手に得意としている形の漫才。それは「作り慣れ」とでもいうのでしょうか、まぁそんなのがあって、その形なら意外とスラスラ書けたりもするのですが、それはそれで追求していくとして、もう一つ、もう一つだけでいいから自分の得意な形というものを作りたいなぁ~と思うのであります。2本柱、理想を言えばそんな事です。

新しい形のネタを書いては舞台で試してはみるのだけど、これがどうにもこうにもしっくりこない。自分の中で得意としているネタの良いイメージがあるから、どうしてもそこと比べてしまうというのもあるのだけど、たとえ反応が良くなくても、それが本当に良い形だとすればは「これを育ててみよう」と思えると、そんな気がするのです。

苦悩、苦悩の毎日です。でも諦めてはいかんのです。諦めずに悩み続けている限り、10秒後に思いつく可能性をずっと秘めているからです。「諦めたらそこで試合終了だよ」とは安西監督。

僕は思いついてやろうと思います。

AV女優さんとトークライブがしてみたいなぁ~と思う私でありました。

2008年3月 6日 (木)

何が君の幸せ、何をして喜ぶ

今日は朝一から大阪へ、キングコングの特番の収録。大阪の若手芸人と絡む機会も珍しく、楽しみにしていた日でもあったのです。大阪の街をブラリと歩きながら、慣れないメンバーで最初はけん制しあいながらも、「大丈夫だ」と思ったとたん次から次へとボケる芸人達を見ながら、僕は嬉しくなってしまってついニヤニヤ。いかんいかんとスイッチを入れる繰り返し。ことごとくおバカな連中、僕は吉本興業に入って良かったと思ったのです。面白い奴いっぱいいるんだぜ。

ロケの合間で口づさんだアンパンマンの歌がやけに響いたのです。最近ちょうどそんな事を考えていたから。そして僕はやっぱり芸人さんに囲まれてお笑いだけをやっている時が幸せだと思ったのです。最近の僕のテーマであります「やりたい事だけをやる」という、それができた今日はやはり幸せだと思うのです。

夜は番組スタッフさんのカワイイ女の子の送別会を僕の家でやる予定だったので、終電で東京へ戻ってきた。また大阪に行った時に今日の連中とはゆっくり呑みたい。

やなせたかし先生。僕は最近、自分の幸せをすごく考えます。

2008年3月 5日 (水)

クソガキ相手

TV番組はあまり観ないんだけど、僕が楽しみにしていて録画している番組の一つに『エンタの神様』があって、僕はこの番組の大大大ファンなのです。毎週かかさず観るほど好きになるのにはワケがあって、それはとても単純『エンタの神様』がガキを笑わせているからです。僕も芸人のはしくれなもんで、やはり気になってしまうのでロケで地方に行った時などにガキをとっ捕まえて「好きな芸人さんは?なんて事を聞くと、大体の答えが『エンタの神様』に出演されている芸人さん達だったりします。

僕はガキを笑わせる事がお笑いだとも思っています。逆に「何、ガキばっかり相手してんの?」という玄人の意見の気が知れません、「お前がガキの時に相手してもらったから、今のお前はお笑いをしているんだろ?」そのように思うからです。なので僕はガキをキチンと笑わせているお笑いは大好きです。きっと当時、僕がガキだった頃に僕の相手をしてくれたお笑い芸人さんは同期くらいの芸人の競争から頭一つも二つも抜けて、深夜番組で結果を残して、ようやくガキ相手の時間帯で汗を流せるようになったと思うんです。その時にそりゃ、それなりのためらいだとか、葛藤だとか、あっただろうと思ったんだけど、それでもそこは割り切ってガキの僕達相手のお笑いをやってくれたのです。だから今の僕が存在するわけですよ。

僕が『エンタの神様』を好きな理由は、『エンタの神様』を観て、お笑いになってやろうと思うガキがいるからです。

2008年3月 4日 (火)

ガレッジセール×キングコング

最初は確か、車雑誌の対談がキッカケ。そこで「西野はムスタングが似合うよ」と言われたもんだから、笑わせてやろうと思ってその日の帰りにムスタングを注文して次に会う時に乗っていった。そんな悪ノリでできた借金も気にならないくらい笑ってもらって、後輩の僕が何を生意気にと思うかもしれませんが、ゴリさんとの関係はとても清々しくスタートしたのです。

それから同時期に短編映画を撮っていたのもあって、撮影のアドバイスを頂いたりだとか、サプライズで誕生日プレゼントを貰ったり、家に呼ばれたり、背伸びバレバレの銀座の夜をご馳走になったり・・・ゴリさんにはいちいち面倒をみてもらっているわけです。

そんな先輩のコンビとキングコングの2組での特番。今はその収録に向かうタクシーの中。普段お世話になっている分、いいところを見せたいという思いや、挨拶に行って第一声は何を喋ろう?という思い、そんなのが僕の頭の中でグルグル回って、僕は今、なんだか照れくさい気持ちになっているのです。

今日はとても天気が良いです。

2008年3月 3日 (月)

皆で酒を呑みましょう

僕の仕事はキングコングであることと西野亮廣であること、この2つくらいでたかが知れているけど、このキングコングや西野亮廣やらを元に仕事をしている人達もいるわけだから、中途半端なことはできないぞという危機感はある。いつの間にか共有物になっていて、もうキングコングも西野亮廣も僕だけのモノではなくなってきているんだなぁと最近は思います。そして僕はキングコングというモノをとてもポップな存在に、西野亮廣というモノをとてもバカな存在にする努力はした上で、結局はこれらを皆に使ってもらうわけだから、上手な使い手を求めてしまう、やはり人間だからそれくらいの贅沢心が生まれてしまうわけです。

わかりやすく言えば、コンビでも個人でも何か事を起こす時に、ネタは僕が作るからそれ以外の部分、ポスターデザインはこの人、音楽はこの人、出版の際はこの人・・そんなふうに分かりやすくお願いできる人達を僕は求めているのです。そして最近になって少しづつ集まってきた本当に優秀なスタッフさん達、とても心強く思います。そういう人達が集まってくれると僕は余計にキングコングや西野亮廣に集中できるのです。助かってます。リアルな話を言えば今は音楽に強い人を探しています。例えば舞台作品をDVDにする際に劇中で流す音楽には著作権が発生してしまうので、オリジナルで作ってしまった方が都合が良いのです。なによりそのイメージに合わせたモノを作れるわけだし。まだ見ぬ音楽戦士を心待ちにしております。

僕はチームで動きたいと思います。その方が効率が良く、専門職の集まりという事でクオリティも高くなるし、一番の理由は仕事を成し遂げた時の酒は大勢で呑んだ方が楽しいからです。

2008年3月 2日 (日)

ゴアコピュリア

『日の出アパートの青春』のDVD化に向けて、特典映像やらパッケージデザインなどをチェックする日が続く中で、その作業の楽しさの中からやはり思ってしまう「もう僕は好きな事しかない」という思いは、以前にも増して迷いはなくなり確固たるものになってきているのです。「自分の好きな事を一生懸命やる」というとても単純な生き方をしてやろうというところです。

『はねるのトびら』が春から8年目を迎えるらしく月日が経つ早さに驚かされておるわけなんですが、公園をジョギングしているとガキ共に「ヘイッ!大将」と『はねるのトびら』内での呼ばれ方をされるわけで、ガキ相手にお笑いができていることを誇らしく思えて「やっぱりガキを笑わせないとお笑いじゃないよなぁ」なんて事を思うこの頃です。

最近はそんないろいろな考えがだんだんとまとまってきたように思うのです。それも単純に。今の僕に迷いはありません。ガキ相手にお笑いをして、それを玄人がピーピー言うのならば、そこいらの戦場に出ていっていくらでもドンパチしてやるぞ、と。

秋山竜次監督作品「聖島の森ゴアコピュリア」の爆発的な面白さたるや、こういう事で飯を食っていきたいと改めて思ったのです。

今日は遊び心がない奴にムカついた日でもありました。

2008年3月 1日 (土)

僕はあなたが大好きだ

よしもと男前ランキング6位&ブサイクランキング7位。この度、両方にランキングいたしました、どうもキングコング西野です。快挙です。おかげ様で本日の現場では皆様にかなりおいしくイジっていただきまして、僕は初めてこのランキングの事を愛おしく思ったのです。感謝、感謝です。

さてさて仕事終わり、鶴瓶師匠から電話がありまして、呑みに行くことになりました。鶴瓶師匠行きつけのお店で僕が大量のビールを体に流し込んだのにはワケがあって、とにかく楽しかったんだ。先日、ゲストに呼んでいただいたライブの話から、僕の独演会の話から、お互いのお気に入りの劇場の話や、お互いのライブに対する考えをぶつけあったりだとか、「今度二人でライブをしよう」という話にもなった。僕がライブに対して思っている事を鶴瓶師匠も同じように思ってもらっていたのが本当に嬉しくて、とにかく共通していたのは、「楽しむ」という事。それが正義で、それを後押ししてくれるかのような言葉を頂いて、なんだか心がポカポカした。

鶴瓶師匠はね、いつも僕の事を「芸人」と言ってくれるんだ。僕はその言葉がすごく嬉しい。その言葉を嬉しく感じるのは自分の生き方が正しいと思えるからなんだと思う。最高の褒め言葉だ。だから僕はそんな鶴瓶師匠をガッカリさせるような生き方はしちゃいけないんだ。呑みの終盤で今日の席の本題に入った。まぁ、ここじゃ言えないけどいろんな事があってさ、鶴瓶師匠は「納得がいかない」と、こんなクソみたいな僕の事を、自分の事のように・・もう本当に嬉しくて泣きそうになった。そうなんだよ、優しくないと意味がないんだよ。偉大な先輩方に囲まれて、その背中を見て、僕は最近思えるようになってきた。優しくないと意味がないぜ。

翌日、「昨日はごちそう様でした」と電話を入れた。

「二人で何か面白いこと始めようぜ」、鶴瓶師匠は電話越しに僕にそう言ったんだ。

やりますよ。あたりまえです。

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