2009/05/ 2
『ダイヤル38』前日
神保町花月の稽古場は2つあって、『ダイヤル38』の最終調整の本番前日の夜に使おうとしたら、次の公演とその次の公演の班が稽古場を使うとのことで、「稽古は他所でやって下さい」と言われてしまい、ウギャーと驚いた。食い下がる糞ダルマが「それならばその2組が稽古をしていない時間帯に稽古場を貸してもらえますか?」と打診してみたものの、「その時間は、さらにその次(3週間後)の公演の顔合わせが入る(かもしれない)ので厳しいです」と言われ、ついに糞ダルマ激怒。「先に押さえたもん勝ち」というルールらしい。これは吉本本社の会議室もそう。もちろんおかしな話だとは思うが、隣で真剣にキレている大人を見て、つい笑ってしまう。笑っていたら、「何、笑ってんすかっ!」とボクもキレられた。奴も忙しそうだ。結局、糞ダルマの必死の願いが通じて稽古場を貸してもらえる事に。良かったね。ありがとう神保町花月様。
今回の『ダイヤル38』はスタッフさんの舞台裏の動きが重要となってくるものが多いのもあり、さらに「ゲネリハ」と呼ばれる本番さながらの通しリハーサルが行われるのが本番当日の朝5時半という強行スケジュール。1人芝居というのは時間の都合がボクだけでいいので、なかなか居場所が狭い(トホホ…)。そんなこんなで、ボクなんかよりもスタッフさんの方がピリピリしていたりする。ボク本人はなかなかのんびりしたもんで、早く本番がやってきて欲しいという気持ち。
とにもかくにも明日が『ダイヤル38』の初日。これといって大笑いできるような舞台ではありませんが、コメディーという自信はあるのです。ここが今回の舞台のテーマ。「こういったモノも、コメディーと呼んでいいのではないか」という気持ち。新しい事に挑戦するのは楽しいものです。
神保町花月という劇場は客席の斜面が緩く、さらには客席前方に出入り口があるという作りです。お団子頭だとか、途中入場は他のお客さまに迷惑がかかってしまいます。劇場のスタッフさんには「しかたがない」と言われますが、やはりボクはそれを「しかたがない」とは言いたくありません。それぞれがお笑いを求めて時間とお金を用意して来てくれているわけで、その人達からお笑いを奪ってしまうのはボクは「悪」だと思っています。どうしてあの劇場の作りで、お団子頭や途中入場が今まで黙認されてきたのかは今のボクにはまだ理解できません。もっと大人になれば意見は変わってくるのだろうか…。帽子は脱がなきゃいけないのに、「お団子頭はセーフ」の理解ができない。じゃあ、帽子を脱ぐ理由って何だ?「室内だから脱ぎましょう」という理由じゃあるまい。視界を遮るからでしょ?
フザける側にもフザけられる側にもルールはあって、互いにそこは守って、最後は皆に幸せな気持ちで帰ってもらいたいです。ボクは本当に楽しいことがしたい。
明日お越しになられる皆さん、ありがとう。お友達と来られる方、一人で来られる方、皆さんが二マ二マした顔で劇場を後にできるよう、その2時間はボクがなんとしてでも保障しますね。とっとと逢いましょう。
呑み屋でバッタリ逢えたら幸せです。




