2009/08/30
線香花火に火がついた
火事騒ぎがあったり、『Dr.インクの星空キネマ』の制作中なんかは、半年分の原画をタクシーの中に忘れてしまう大失態があったり、結果的に無事だったからよかったものの、そのまま紛失していればこれまでかけた数百時間が水の泡。そんな綱渡り的な状態での制作はまっぴらゴメンということで、描きあげた絵はこまめに袖山さんにお渡しして、データに保存してもらうようにしている。
そんなわけで、『Zip&Candy』の9枚目の絵をジョギングがてら袖山さんのところへ持っていくことに。幻冬舎の玄関前で少し立ち話。『ろくでもない夜』が始まる数時間前のことだったが、声を出してみて気がついたが、そうとう張らないと日常会話にままならない喉の弱りように、青ざめる。しかたない。
8月は小説を20冊近く読んで、その中でプロの方の意見を頂載したくなる一冊があったので、その本を読まれたかどうか訊けば、読みました、とのことだったので、いやらしいが探りを入れてみる。感想を聞いて、ほうほうなるほど、やはりボクはまだまだ未熟。
だけど、それを武器にするかどうか、その道に進むかどうか、そういった事とはまったく関係なく、ボクは世の中にある「面白い」を全て理解したい。食わず嫌いは犬でもできるし、ボクは女の子のネイルの「カワイイ」だって理解したい。「面白い」が理解できた上で、自分の意見を持ちたい。勉強、勉強なのである。大切なのは、その対象をもっと好きになること。
そして『Zip&Candy』の9ページ目の絵を渡す。こちらはボクとまったく同じ考え、「この絵を表紙にしましょうよ」と袖山さん。まぁ、正直に言えば、8ページ目の絵を描いた時も表紙にしようと思ったし、6ページ目の絵の時も。新しく描くごとに変わってくるが、でも今は確かに今回のページの絵がもっとも表紙らしい絵だと思っている。最終的にどれになるやら。
幻冬舎に届いたお手紙をいただいた。イラストレーターの方からで、以前、このブログにも書いた、将来は絵本を何人かで作りたい、という考えに賛同してくれようとするとてもありがたい内容。これに関してはボクは本気で、ボクはボク1人で作るモノもあれば、ボク1人ができることには限りがあるから、手分けして作るモノもあっていいと思っている。幻冬舎に届いたお手紙はありがたく拝読させていただいた。少し欲を言えば、あなた様が描かれた絵を見せていただくと、とてもありがたい。だけど、気持ちはしっかり受け取りました。
ダラダラと長い文章になってしまい申し訳ありません。
そんでもって糞ライブ『ろくでもない夜』が終わった。オープニングから声はガラガラなのに、独演会の鹿児島公演でおこった事件をフルスロットルで喋ってしまう。ペース配分のヘタさには定評があり、開始2時間で喉が痛いったらありゃしない。それでも、芸人だけの空間はやっぱり楽しくて、そして『ろくでもない夜』のお客さんが、エハラマサヒロとガリガリガリクソンの喧嘩を笑い飛ばしてくれるお客さんであることに嬉しくなり、また喋る喋る喋る。『ろくでもない夜』のお客さん、どうもありがとう。
終演後、声はいよいよカッスカス。寝て起きて、病院。今から特番の打ち合わせ、そして『はねるのトびら』の収録。
「ライブの夏」もあとひと踏ん張り。残すところ『Made in KingKong』のみ。この夏、たくさんのお客さんに出逢った。今の気持ちは『Made in KingKong』が終わった時に綴ろうと思います。
いよいよ最後です。




