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2009/09/25

まあ、こんな感じの毎日

開口一番、「お前、なにしてんねん」と圧倒的に乱暴な電話をよこしてきたのはチーフマネージャーの鈴木さん。そのトーンから察するに、よっぽどマズイ事に手を出してしまったのだ、と胸に手をあててみたが、心当たりがない。それが呑みの誘いだと分かったのは、しばらく経ってから。会社からの電話だったので、「今、なにしてる?呑みに行こー」とは言えず、結果的に厳しめのトーンになってしまったらしい。30分後、代官山で集合。

とくべつ大事な話があったわけでもなかったが、漫才のこと、TVのこと、小説のこと、絵本のこと、あれやこれや喋った。嘘くさい漫才はやりたくない、という話になり、MCとしてもっと素人にならなきゃダメだなあ、という話になり、小説や絵本を出版するときに全国キャンペーンをやるかやらないか、という話になった。怪我をしないよう、無難にやり過ごす選択をし続ける人が多いね、と文句も言いあった。

高校を卒業してすぐに表の舞台に立たせていただいた。贅沢だ、自慢だ、と外からは良い部分だけしか見えないけれど、実際、中身は散々だった。朝作ったネタを、昼にはTVでやらなきゃいけない日が続いたし、初めての仕切りはライブでもラジオでもなく、『はねるのトびら』。アウトプットばかりで、インプットする時間なんてなかった。露出度に内容が追いついていないのにも、芸人として薄っぺらいのにも、もちろん気がついていたけど、やるしかなかった19歳からの数年間。毎日のように焦って、苛立って、ひいひい言っていた。梶原は梶原で、失踪しやがるし。もう、しっちゃかめっちゃかだ。

鈴木さんはその姿を隣で見てきたし、そもそもそれを仕掛けた張本人だったりするから、当時と今を照らし合わせて話した時に、やけに説得力がある。今でも平気で怒ってきたりする。20代でやらなきゃいけなかったこと、そして来年やってくる30代でやらなきゃいけないこと。そんな話しができるのは、やっぱり楽しい。

呑みが続く。SPの放送も無事に終わった今日は、収録をお休みにして、夜にはメンバー全員が集合する。「はねトびゴールデン進出4周年記念お食事会」という無理矢理なタイトルがついたお食事会だが、なかなか全員で呑みに行く機会もないし、悪くない。少し、恥ずかしいけど。

呑んでばっかで罰が当たらないように、夜まではシコシコと作業をしよう。うまく転がらないことも多いけれど、そんなのでイチイチ止まってたらキリがないので、ジタバタと足掻いてみる毎日です。

板金屋さんに預けたムスタングの車中に、読みかけの小説を入れっぱなしにしていたことに気がついて、ひとつタメ息。

2009.09.29 CLUB CHANGE WAVE 『第42回 西野亮廣独演会 盛岡公演』