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2010年1月31日 (日)

日本語と日本文化を都合良く利用する人々

『能ある鷹は爪を隠す』という言葉と、『努力していることを隠す』という言葉では、意味がまったく違うのだ

小学生の頃、学校の先生が「努力は、やたらめったら人に言うもんじゃありません」と言っていた。そのことを例える時に、『能ある鷹は~』という諺を引っ張り出していたのが不思議でしかたがなかったのだ。

『爪』とはすでに兼ね備えている能力で、つまり、『能ある鷹』というのは天才の事だ。低く見積もっても熟練の実力者を指すだろう。才能や、すでに培った実力なんてものを持ち合わせているのであれば、そりゃ勝負所まで隠しておいた方がいい。

しかし努力は別だ。

「努力はやたらめったら人に言うもんじゃない」という先生の言葉は間違ってはいないと思うけれど、「ただ、黙ることは逃げ口実にもなりますよ」という言葉を付け足さなきゃいけないと思う。

ただ他人に言いきれるほどの努力をしていないだけなのに、『能ある鷹は~』という諺を都合良く利用して逃げ切れてしまう。「努力を人に言いふらすのは美しくない」という日本文化のもっともらしい理由で、自分の怠慢に蓋をしてしまう。

努力は生まれ持った才能なんかじゃなくて、現在進行形で、もっと泥臭いもの。よっぽどの確信がない限りは、自分を『能ある鷹』にカテゴライズさせないほうがいいと思う。言葉を強引に繋ぎ合わせて、自分が逃げている状況を正当化してしまうのはよろしくない。

中学生の頃、テレビでナインティナインの岡村さんが「自分は努力家だ」と言ってらしたのが、とても嬉しかった。言った以上、面白くなかった時の責任は全て背負わなきゃいけない。もう逃げれないんだもの。ボクは宗教だとか、宗教臭いお笑いがあまり好きではなので、そういうふうに分かりやすく覚悟を示してくれる人が好き。「ハイリスク、ロウリターン」で素敵じゃないですか。

別に「言いふらした方がいい」とは言わない。ボクは退路を断ちたいから言うけれど、そこは人それぞれ。だけど、あなたが口を塞いでいる本当の理由は、自分に問わなきゃダメだ。もしも、己の怠慢を逃がしてやる為に黙っているのであれば、それは違うと思う。

過程は大事。だけどそれは「上手くやれ」ということではない。ズッコケても、泥んこになっても、不格好な走り方でもいい。大切なのは、やっぱりどこかで結果を出して、あなたが、あなたのまわりの半径何メートルかの人を守ってやれるようになることだと思う。

日々、自分に言い聞かしていることです。こうでもしなきゃ、ボクはすぐに逃げるから。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月30日 (土)

さらばマンドリン教室

諦めの悪い性格が功を奏して、たとえば昔からマラソンなんかで負けた記憶がほとんどない。おそらく相手より体力がなくても、しぶとさで勝ってしまう。鉄棒にどれだけ長い時間ブラ下がれるか、や、水中息止め、といった競技でも負けた記憶がほとんどない。とにかくボクは諦めが悪いのだ。

そんなボクが、今年諦めたことがある。マンドリン教室である。将来は『耳をすませば』に出てくるアンティークショップ「地球屋」の店主のように、趣味で仲間と楽器を奏でる爺さんになろうと決めたのだ。そして、「それならばマンドリンを」と去年の暮れに思い立ち、年明けから晴れてマンドリン教室に通う予定だったのだ。が、絵本第二弾の発売予定を大幅に早めてしまったせいで、その時間が作れなくなってしまったのだ。「時間は作れる」とは言うけどね、まあ、難しい場合もあるみたい。

たとえ時間ができたとして、そこに何かを入れたとしても、本当にやらなきゃいけないことを控えていたら、そっちばっかりに気がいってしまって、まったく身が入らない。それは最低なことだけど、たまに人と話している時も同じようになってしまうことがある。ここは直さなきゃなあ。

『あるコトないコト』の総合演出の太田さんから夜中に「DX観たよ」とメールがあり、何度かのやりとりの中で、ありがたい言葉がボクの携帯電話に届いた。その文章を観ながらニヤニヤして、そして差し出がましくもテレビのことを考えた。最近はよくテレビのことを考える。ゲストで出させてもらう時の違和感が自分にはまだまだ足りないなあ、と思う。

観ている人を笑わせたいのはもちろん、ヒヤヒヤさせたい気持ちがある。「この人とこの人は仲良しだし‥」というある程度の予測がついてしまうの中でやるのが嫌だ。ドキドキさせなきゃね。その為にはもっと自分の場所を確立しなければ。テレビでドキドキさせることを諦めたくはないのです。

ホント、そこは絶対に諦めたくないなあ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月29日 (金)

アイツを笑わす

どうせ失敗するかもしれない世界に住んでいるんだったら、自分の思いに沿って失敗した方が納得がいく。逆に、他人の意見に縛られて生きて、それで結果が出なかった時のことを思うと、まったくやりきれない。まあ、そんな調子で今日も一日を過ごした。

今、ボクの周りでは、いろんなことが同時進行で転がっている。チーフマネージャーとは賭けをしていて、その結果次第では4月辺りに、出られる場所があればできるだけ出て行くこととなりそう。露出に時間をとるわけだから、もちろんその期間は作業のペースが遅くなる。なので、今のうちに少しでも作業の貯金を作っておかないと、と机にかじりついている。

時間はまったく待ってくれなくて、なんだか毎日アゴが上がっている感覚。それでも止まらずドタバタ走っているけれど、まだ何一つとして事を成し遂げちゃいない。“ノロマ”な自分を恨む時もあるけれど、速けりゃサボってたなあ、とも思う。レース中にウサギが眠るのも分からなくもない。そう思うと“ノロマ”には感謝しなければ。おかげで足を止めずにいられるわけだ。

楽屋で梶原と話していたら、奴のゴルフの腕前ときたらもはやプロ一歩手前らしい。休みの日を使ってゴルフをするぐらいなのだから、プロゴルファーにならなかったら本気で梶原のことを嫌いになると思う。やっぱり相方がプロゴルファーって素敵すぎるもん。せっかくならば、人生をかけてフザけていただきたい。

明日の『はねるのトびら』の収録はお休み。大事な一日なので、すみずみまで生きなきゃならんね。作業部屋ZipMotorsに一日中こもり、制作活動となる。目に見えて作業が進むといいなあ。

凄過ぎて相方が笑っちゃうぐらいの圧倒的な作品を作らなきゃ。ボクの日々の生活は、結構そこが基準だったりするのだ。ムカつくけれど、あの梶原がね。ツッパったところで、やっぱりコンビなのだ。

努力をする。そして「努力をしてる」と人に言う。「努力をしてる」と人に言うことは、とても勇気のいること。それを言う時、いつも膝がブルブルと震えてしまう。だけど、自分の逃げ道は殺さなきゃね。

明日も努力をする。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月28日 (木)

気概

ボクの処女絵本である『Dr.インクの星空キネマ』を発表してから一年が経った。感覚的にはずいぶん昔のように感じるが、発売は去年の一月末なのだ。

一年前は読書などまったくしていなかったボクは、もちろん本屋さんにも通っておらず“2500円の本”という怖さを今ほど分かっていなかったと思う。今となって考えてみると、「よく出版させてくれたなあ」というのが正直な気持ち。あれは大冒険だったのだ。

そして今は、間に合うかどうかが本当にギリギリだけれど、今年の11月に絵本の第二弾を出そうと思っている。そちらの内容は、もちろんハッピーエンドだけれど、だけど『Dr.インクの星空キネマ』の間逆。そういうことをふまえて読んでいただけると、また楽しいんでもらえるかも。

今日、絵を一枚仕上げた。どうにかこうにか今月分は間に合った。発売を一年早めた時から、「月に2枚」という無茶苦茶なペース(本当に大変なのだ)で仕上げていかなきゃいけなくなったけれど、このペースを維持できれば、夏には作業が終わり、年内の出版が可能になる。クリスマスの物語なので、できればその日までには出したい。

人が見たことのないモノを作りたいなあ、と常々思っています。最近は本当にそのことを強く思う。今でも驚かせてくれるモノはもちろんある。しかしその一方、少し過敏になりすぎてしまっているのかもしれないけれど、「ああ、そっちね」というモノがやけに目についてしまう。それはやっぱりとても退屈で、だけど言っているだけじゃ何も変わらないし、「意見するぐらいなら作れ」と自分に対して思うので、やっぱり作ろうと思う。少なくとも『Dr.インクの星空キネマ』はその気概を持って作った。

5月に出す小説も、夏の全国ツアーの漫才も、そして11月に出る絵本『Zip&Candy』も、人が見たことのないもの、ドキドキさせるモノでありたい。それ以外はあまり興味がないんだよ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月27日 (水)

好きなもの色々

駄作を大声でアナウンスするのはあまり好きではないけれど、自分の好きな作品を人に伝えるのは大好き。知ってもらって、一緒に楽しみを共有できるのが幸せ。とどのつまり、自分の為だね。

今日はボクの好きなモノを少し。決して批評ではない。好きなモノを紹介するだけ。ちなみに好きな批評家はアントン・イーゴさん。

まず小説は、森見登美彦さんの作品が大好き。『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など、フィクションの入ってき方が心地よく、なんといってもラストでニンマリさせてくれるのが嬉しい。伊坂幸太郎さんの『オーデュボンの祈り』や『陽気なギャングが地球を回す』も大好き。やっぱりボクはハッピーエンドが大好きなのだ。

舞台を観劇させていただく機会もあって、その中ではダントツで、後藤ひろひとマンが手掛けた『ひーはー』が好き。芸能活動をしながらずっともやもやしていて、この作品を観に行った夜に生き方を変えることを決めたのだ。最初から最後までドキドキさせてくれた作品。好きすぎる。

好きな映画は、『シザーハンズ』、『お熱いのがお好き』、『レミーのおいしいレストラン』、『スクール・オブ・ロック』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『ザ・マジックアワー』、『魔女の宅急便』、などなど。

洋服はgrandcanyon。デザイナーさんが呑み友達で、彼の話を聞くのがとても楽しい。着るのはもちろん、着ない日もハンガーにかけて部屋にかけているだけで、部屋を楽しくしてくれる。車は我がポンコツ愛車、初代ムスタング。冬場は十分に暖気してからじゃないと、プスンプスンとエンジンが止まってしまう。愛しいったらありゃしない。

テレビは、自分の出ている番組を除いて言うと、『博士の異常な鼎談』と『めちゃ×2イケてるッ!』が好き。両極端で、好きな理由も間逆になってしまうんだけど、共通して言えることは、「ボクらはコレを作り続けますよ」という頑固な姿勢が好き。子供の頃から、自分の好きな番組はいつだって他番組との線を引いていて、頑固だったのだ。大人になった今でも、そういった番組が好き。いろいろとボーダレスになった今、もう一度線を引き直す時期にきていると思う。

好きな漫才師は昭和のいるこいる師匠。もうトキメキっぱなし。どういう経緯であの漫才に辿りついたかが純粋に知りたい。実は少しワガママを言って、近々、番組で共演させてもらえることになったのだ。きっとボクはずっと二マ二マしてしまって、くだらない男になっていると思う。放送をお楽しみに。

音楽は挙げていけば限がないので、またの機会に。

酒は『よなよなエール』。食は『パセリ』のカルボナーラ。

ベネチアが好き。サイパンの星空が好き。ゴッホの『ばら』が好き。

働く人が好き。優しい女の子が好き。

笑い声が一番好き。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月26日 (火)

お疲れ気味の月末

先日購入した草間彌生さんのDVDを観ながら作業をするつもりが、画面の中の草間さんのキュートさに目を奪われ、筆がまったく進まなかった。しかたなく、DVDが終わってから机に向かうが、まもなく睡魔に襲われる。まったくダラシナイ。なんだか今日は一日眠かったのだ。

朝からの作業が一段落したところで、ジョギングついでに渋谷の東急ハンズまでお買いもの。描きあげた原画を入れておく額縁を15枚を注文した。家にある数枚と合わせて、この空の額縁に原画が全て収まった時が、絵本第2弾『Zip&Candy』完成の瞬間。まだまだ遠い。

店員さんに「15枚下さい」と言った時、咄嗟に、残りの制作日数をそろばんで弾いてしまい、トホホと肩を落とした。家に戻り、タメ息混じりに作業を再開しながら、考えるのは「女の子の首元に顔をうずめたいなあ」ということばかり。女の子に身体の体重をあずけて、ガックシともたれたくてもたれたくて、たまらなくなる。ここ数日バタバタとしていたので、少々お疲れか。

先週の週末は富山にいたが、実は今年の夏にも富山のお世話になるかもしれない。詳細はまだ言えないが、とにかく今年は動くのだ。その一つが富山で。

それもまたモノ作りに関することなのだ。おかげで幸せな時間を奪われっぱなし。何か一つのモノを作った時、「せいせいした」という気持ちになるのもきっとそのせいだ。だけど、「じゃあ、もう作らない?」と訊かれれば、「作るに決まってる」と答えてしまう。もう抜け出せないのだ。

とにかくボクが今作っているモノの中で、もっとも早く皆様の手元に届くのは5月に出版される小説だ。お笑いを創っている人に読んで欲しい。人生のドン底で白旗を上げかけている人に読んで欲しい。そんな人達に、スペシャルなハッピーエンドを約束しましょう。

明日は『キングコングのあるコトないコト』の収録。現場に入って、意外とすぐに収録が始まるのもあってか、いつもとても清々しい。スタジオ入りしたらまず、一階の自販機でホットココアを買う。それを持って楽屋に入り、一息つく瞬間がほんのりと幸せ。飲み終わって、「よし!」とスイッチが入る。

明日もたくさんの笑い声が響くといいなあ。ボクのもとに、あなたのもとに。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月25日 (月)

好きなのよ

朝方、富山から帰ってきた。富山でおこなった企画は『はばたけ!ソリ人間コンテスト』。我々メンバーが乗るソリを作ってくださったのは、富山県南砺市の皆さん。とても個性的なソリが次々に登場して、現場をおおいに沸かせてくれたのだ。本家の『鳥人間コンテスト』さながらのドラマと、笑い声と共に、とても温かいものをいただいた。南砺市の皆さん、寒い中お付き合い下さいましてどうもありがとうございます。

石田と吉村と3人でおこうなうトークライブの詳細が決まった。言い出しっぺは吉村なのだが、ライブタイトルは、吉村のいないところで石田が悪ノリで決めた「吉村ガンバレ」である。3月8日は吉村の一挙手一投足に注目なのだ。はたして奴は頑張るのか?

芸人と過ごせる毎日は楽しい。皆、あの手この手でフザけてくる。その度に頭を抱えていたりするんだもの。なんとバカな生き物でしょうか。

同期のトークライブとなると、話し出しはきっと照れくさかったりするんだろうなあ。会場となる渋谷La.mamaでのライブは意外と初めて。小屋にはそれぞれクセや匂いがあって、人と同じように自分との相性なんかもあって、そんなものを探る瞬間が大好き。

呑み仲間である2700が1月30日にルミネで『3200』という単独ライブをおこなうらしい。バカバカしい彼らのネタにはいつも笑わせられる。スケジュールが空いていれば、ボクも観に行く予定。迷惑がかかるので裏から観ることになるだろうけれど、本当はチケットを買って客席から観たいのだ。開演前のあのドキドキも大好き。

演者であり、いつまでも客でいたいもんだ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/8(月) 渋谷La.mama 『吉村ガンバレ』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月24日 (日)

キャンディの言葉

ついにゴールデンで冠番組が始まった一部で話題の糞ユニット、やや嵐。その勢いはとどまることを知らない。もっとも、事務所単位でキチンと怒られたら、いとも簡単にとどまるのだが。やや嵐がTVから突然いなくなる日もそう遠くない、とボクは踏んでいる。

そのやや嵐の収録もあり、何故か第二回目を迎えた「町おこし企画」のロケもあり、正月休みの借金を取り返すように『はねるのトびら』は週末は汗をかいている。

そして今は富山のホテル。収録時間が押して、乗る予定だった飛行機に間に合わず、東京に帰えれなくなったのだ。昨晩は徹夜となってしまい、そして今日は吹雪く雪山で7時間にも及ぶロケ。パリッとしたシーツのベッドにうつぶせになりながら、意識半分でこの文章を書いている。明日は朝一で東京に戻り、スーツだけ取りに帰って、名古屋へ。

ところがどっこい。

たった今、ディレクターから電話があって、堤下(先輩)と総合演出と4人で呑みに行くことに。もう、どうにでもなれ。

時間をみつけてモノを作って、定期的に舞台に立って、全力で「THE・テレビ」と呼べるものをする。上手くいくことばかりじゃないし、負けることもたくさんあるけれど、充実した29歳を過ごせているのかもしれない。

昨晩、現在制作中の絵本ン第2弾『Zip&Candy』の台詞が突然降ってきて、急遽付け足すことにしたのだ。興奮したボクは、夜中に堂々と袖山さんに電話。本当に申し訳ないけれど、そんな時はブレーキが効かないのだ。その調子で早朝に梶原を呼び出して、ネタ合わせをしたこともある。最低だと思うが、いつも大きな心でボクのワガママを許していただいている。

その分、キチンとしなきゃね。確かなモノを生みださなきゃ。ズッコけて、やり場のない夜だって、やっぱり動かなきゃ。

キャタピラーで動く旧型ロボットのキャンディが、昨日の晩にこう言ったのだ。

「穴ぼこに落っこちた時は、ジタバタするの」

まず物音をたてるの、だってさ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月23日 (土)

抑え込まれてムフフのフ

「幸せになりたいなあ」なんて思いながら頑張って、数年前の朝、大好きな彼女と犬の散歩をしていた時に、突然ゾクッとして、「これじゃいかん」となった。そして今は、やっぱり「幸せになりたいな」なんて思っている。でも結局は、それも最後の最後で拒むのだと思う。まいったね、こりゃ。

あいかわらず部屋はヒドイ有り様。頂き物を捨てるわけにはいかないし、そのクセ、収納スペースが少ないもんで、物が散乱している。実家から母ちゃんが遊びに来る時、母ちゃんは「これは必要やから」と必ず何かを持ってくる。家なんて作業しに帰る場所だから、生活に便利な品なんてものはあまり必要ないのだ。しかし、「頭がおかしくなりそうやからあまり物を持ってこないで」と懇願したところで、そこは親心が勝り、「だって、必要やん」と返され、家はどんどん物で溢れる。やはり、子が心配な母なのである。

まあ、それはどこまでいってもボクの母ちゃんのことだから、最終的には微笑ましく受け止められるんだけれど、人が往々にして他人を自分の価値観からはみ出させないように働いてしまうのは、あれは一体なんだろね?

きっと不安なんだと思う。誰だって、取り残されたくはないから。だけど、そんなことを繰り返してちゃ何も生まれない。気持ちはすごくよく分かるけど、ボクは、あんまりそういうのは好きじゃない。他人に迷惑をかけない範囲で、各々が各々の思うようにやればいいと思う。他人の人生の舵を少しでも奪うのはね、やっぱりおこがましい事だと思ってしまう。もっとも、それはボクの考えであって、正解かどうかなんて分からない。なので、この意見を押しつけるような事もしないけど。

もちろん他人の声は気になる。それに対してビクビクしてしまうこともある。もしも、他人の声というものがいついかなる時も正解を叩きだしているのであれば、そう思えるのであれば、その時は従えばいいと思う。だけどいつだって他人の意見が増大した時というのは、その意見の賞味期限は切れかかっているよ。皆が足踏みをしたから意見がまとまるんだもの。皆が足踏みしている時ってのは、チャンスなのだ。

いつからか「若手芸人はこういうふうに活動しなければいけない」という風潮が出来上がっていた。だけどそれというのは、一つ前の若手芸人の成功例を辿れ、ということでしょ? だけど、どう考えたって二番煎じで生き延びる方が難しく思ってしまった。だから、何年前だったか、先人とはまったく違う飯の食っていき方をしてやろうと決めたのよ。失敗しても、そっちの方が納得いくしね。なにより、ドキドキする。

不況なんてのも一緒。モノを作る人にしてみれば大チャンスだと思う。売れるモノしか作らせてもらえないご時勢で、そういう作り手ばかりになりつつあるんだもの。

「創造」とは、独自のモノを作るということなのだ。楽しい時代ですよ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月22日 (金)

楽しいテレビ

ここ数年、「コンパ」というものをやっていないし、たとえば呑みの場が艶っぽかったことなどない。呑む相手はいつも仕事仲間で、話す内容はもちろん仕事の話になる。それが楽しいし、いつしかそんな酒しか呑めなくなってしまった。

そんな仕事の話ばかりのボクだけど、呑みの場で仕事の相談を人に持ちかけるということはあまりしない。人のアドバイスを聞く前に、自分の意見が決まっていることがほとんどなので、どちらかというと呑みの場では、人の話を聞く側にまわることが多い。

今日はとても有意義な一日だった。崩して言えば、メチャンコ楽しい一日。

ずいぶんと久しぶりにコンビで番組のゲストに出させてもらった。自分の目で見てみたい事があったのだ。MCのダウンタウンさんと御一緒させていただくのも久しぶりで、あたりまえのように刺激を受けたし、なにより楽しかった。

番組の最後のエピソードを任されて、ありがたいことに、共演者の皆様のおかげでキチンと終えることができたのだが、実はボンヤリと思う事を抱えながら話をしていた。初めて、とは言わないまでもこんな経験は珍しい。

それは放送を楽しみにしていただきたいのだけれど、エピソードの最後は「包装が開いているかどうか確認しやがった」という事が実際に起きた事件だし、自分自身、おこがましく言えば、同業者の方々もその方が面白がってくださる、という確信もあった。

だけど現場ではそうしなかった。

収録終わり、現場で一緒だった久本さんと呑みにいって、そこに合流した小沢さんもいて、そしてボクは尊敬するその二人の先輩に、「お二人ならどうしてましたか?」と訊いた。珍しく、自分の行動についての意見を聞いたのだ。

さすがの答えが返ってきて、とても密度の濃い話し合いができて、酒が上手かった。

ボクなりの答えは、「結局、全力でTVをやってるんだ」ということ。

例が無いから、この文章を読まれているだけの方にしてみればピンとこないかもしれないけれど、放送を観ていただけると最後の二択を面白がってくれると思う。「正解はどっちだ?」

とても勉強になった一日だったのだ。

TVは楽しいね。力足らずは承知だけれど、やっぱりなんとかしたいよ。

TVでもドキドキさせたい。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月21日 (木)

ド阿呆スクラム

今日は漫才出番の合間に作業、作業、作業。

絵本の発売を年内に設定してしまったことが自分の首を絞めている原因なのだ。原因はハッキリしているけれど、それでも今年中に出さなきゃいけないような気がするので、机にかじりつく。

作業中に袖山さんから連絡があり、小説の内容について少々。続いて鈴木さんから連絡があり、夏の全国ツアーのことを。さらに須藤さんから連絡があって、舞台のこと、そしてもう一つのイベント(情報解禁日まで待たれよ)のこと。「もろもろ話をしたいので、どこかで時間を作れますかね?」と訊かれ、伸ばし伸ばしになるのは嫌いなので、「今から行きます」と車を飛ばし、須藤さんの事務所に。楽しい作戦会議。おかげで今年は熱い夏になりそうだ。

ボク一人でできることには限界がある。それを強引に押し切っても、結果はこじんまりとしたものにしかならない。それは今まで山ほど経験して学んだこと。他人を信用しなきゃもったいない。

そんなわけで石田にも一つ生涯をかけるワガママを言ったのだ。

何かの偶然が重なって、たとえ一人で行けたとしても、そんなのは楽しくないから、皆で遠くに行きたい。「俺、コレをするけど、お前は何をする?」「じゃあ、俺はアレをするわ」「よし。中途半端なことすんなよ」「お前もな」こんな会話を交わしながら爺になるのが楽しい。

ボクの周りには、いろんな人がいる。芸人はもちろん、マネージャーやディレクターや作家、音楽プロデューサーに音響さん、ファッションデザイナーに編集者。グツグツと、想いを煮えたぎらせている連中だ。そういう人達に対してはね、やっぱりカッコつけなきゃいけないよ。もちろんお互いに。

「TVは昔の方が‥」「100年に一度の大不況」「本が売れない時代」、いろんな声が聞こえてくる。五月蠅いよ、まったく。

こちとら何一つ諦めておらんのです。明るい未来だぜ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月20日 (水)

最後のブラッシュアップ始まる

夜中の2時である。

最後の仕事が終わったのは20時過ぎだったのに、帰宅が遅くなったのは、そこから幻冬舎に向かったからだ。

11月に発売予定の絵本第2弾『Zip&Candy』のタイトルロゴを何パターンか描いていって、「これもいいねえ」「あ、コッチも」とか言いながら、少しずつ本日の本題である小説の話に入る。

5月に出版予定の小説の最後のブラッシュアップがとうとう始まった。袖山さんと机を挟んで原稿と睨めっこ。「そうそうそう」と共感したり、やんわりと衝突したり、1時間も経っていないハズだったのに、時計を見れば4時間が過ぎていた。

その時間のほとんどを小難しい顔で過ごしたが、時間がマヒするぐらい楽しかったのだ。時計を見て驚くボクに、袖山さんは「相対性ですね」と二ヤリ。今度の小説の台詞の引用である。もちろん元はアインシュタイン大先生のお言葉。

作業は、仕事が終わってからのスタートとなっているので連日朝方までやっている。気持ち的にはピンピンしているが、車に乗り込んでふと一息ついた時などに意識がとびそうにもなる。身体的には少々お疲れなのかもしれない。

だけど、帰宅後、幻冬舎で受け取ったファンレターに目を通しクスリと笑ってしまって、そんな疲れなんて一瞬でフッ飛んでしまう。

幻冬舎に届くファンレターはもちろん本に関することで、ありがたいことに今度の小説の出版を待ってくれている声を聞かせてくれる。それがどれだけ短い一言でも、本当に支えになる。

創るからには中途半端なモノにはしない。「タレント本」として括られて構わないが、それと質とは別問題。そしてもうひとつ約束するとしたら、絶対にハッピーエンドだということ。ボクはハッピーエンドにしか用がないのだ。そして、幸せに憧れるあなたを全力で肯定するのだ。

発売までもうしばらくお待ちください。とにもかくにも最後のブラッシュアップが始まりました。

今日は飯を食べ忘れた。腹が減ったけど、さすがにこの時間から食べに行くのは面倒だ。

今夜も作業。

4ヶ月後、あなたをドキドキさせるからね。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月19日 (火)

いとしの全国ツアー

去年の年末に幻冬舎の皆さんと呑んだ時の本題は、舘野さんから言われた「西野は小説を何冊も書かなきゃダメだ」ということだった。その言葉にはいろんな意味が込められていて、差し出がましいことを言わせてもらえば嬉しい意味も込められていたりもするかもしれないけれど、でもやっぱり、「一冊で大きく変わるほど甘くない」ということだと思う。

いろんな人を巻き込んで、それこそ世間の流れを変えるというのは本当に大変なことだ。一朝一夕では成就しない。

それでも今年、現在決まっているだけでも、5月に小説の出版があって、夏に全国ツアーがあって、数年間毎日続けてきたブログを7月の誕生日と同時に閉じて、M-1もなければ、11月には絵本の2冊目が出る。あと、舞台もあるかな。「世間」とまでは言えないが、少なくとも、「自分」の中では大きく変化のある年になることだろう。

毎年同じようなことを言っている気もするが(いや、実際に言ってる)、やっぱり今年も楽しみな年なのだ。今年の出来次第で、来年はまるまる仕事が無くなる可能性だってあるわけだし、シャンとせねばね。

今日は仕事の合間に梶原とネタ合わせ。今日のネタがどう成長するかはわからないが、とにもかくにも夏の全国ツアー『KING KONG LIVE 2010』に向けてコツコツと準備。いろんな種類の漫才を作ろうと思う。沖縄公演もあるとのこと。ウシシ。是非、起こし下さいな。

今日も我が作業部屋はモノが散乱している。ボクの中に、「片付けても、どうせまた散らかるし」という気持ちが芽生えはじめた為、ゴミ屋敷一直線なのだ。

そのクソ汚い作業部屋で今夜は、漫才を1本書こうかと思っている。仕事上、いろいろなモノを作らせてもらっているけれど、やっぱり漫才を作っている時が一番楽しいのだ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月18日 (月)

しかたがないゼ

トータルテンボスの大村さんから「今度の『ろくでもない唄』宜しくねー」と言われ、キャスティングが上手くいったことを知る。トータルテンボスさん、そして元チャイルドマシーンの樅野さんから、ずいぶん前から言われていて、ようやく叶った。去年の夏以来の『ろくでもない唄』が3月17日に。

糞ダルマの計らいで、いつもYouTubeでボクの作業の士気を上げてくださるTHE・抱きしめるズさんも来られるとのこと。面識がないので、お逢いできるのが楽しみ。この日ばかりは、ボクもお客に混じって楽しませてもらおう。

そんな『ろくでもない唄』を生んだ糞ライブ『ろくでもない夜』、そこに出させてもらうのが今度で最後。別に皆さんの前からいなくなるわけでもないし、メンバーとの関係が途切れるわけでもないから、もちろん最後の最後までフザけて終わる。そして、春が来る。

絵本を今年中に出そうとするならば、夏には作業を終わらせていなければならない。つまり春には目処がたっているハズなのだ。今のところは‥‥ギリギリ。

正月に実家に帰った時に知ったんだけど、兄ちゃんの部屋に『銀河鉄道999』が並んでいたのは、兄ちゃんはもちろん、元々は母ちゃんが大ファンだったのだと。その母の子なので、ボクが宇宙に興味を持ってしまうのは至極あたりまえの事だったのだ。

そしてボクは、次に姉ちゃんの影響を受け、松本大洋さんのファンになる。『鉄コン筋クリート』でドキドキし、『花男』にキュンキュンしたのだ。初めて見た時の衝撃が忘れられない。最近では『ベルヴィル・ランデブー』の絵を観た時に同じような衝撃を受けた。松本大洋さんご本人からいただいた『Dr.インクの星空キネマ』の感想が書かれた手紙(ボクの宝物)と同時に送られてきた、『かいじゅうたちのいるところ』という絵本を見た時も衝撃を受けた。あれを、どう映画にするのだろう? 楽しみだ。

とにかく「これが創りたくてしかたがなかった」という想いが息苦しいほど詰まった作品には、いつも気持ちを奪われる。協調性の欠片もない、不器用なぐらい自己中心的なモノ作りが好き。

そしてボクは、あなたをドキドキさせたくてしかたがない。だけど、なかなか届かない。一筋縄ではいかないけれど、それぐらいでなくっちゃね。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010/3/17(水) 新宿ロフト 『ろくでもない唄』

2010年1月17日 (日)

さて、赤池君は何を出す?

「しまった!正月休みすぎた」と頭を抱えている『はねるのトびら』。放送する分の余裕がまったくないことに今さら気が付いた。9年目にしてペースが掴めていない阿呆なのである。来週もみっちり収録がある。

もちろん今日も収録。新企画がスタートしたので、収録後はコーナー出演者全員と総合演出とディレクターとが集まって、次回収録に向けての微調整。「ああだ、こうだ」と話し合う。健全だ。

健全といえば、去年番組に加わったディレクターの赤池君との関係。ちょくちょく呑みにも行っていて、とても魅力的な男だということがわかり、挨拶代わりに、5月に出版する小説を先にお見せした。

今日の収録合間、楽屋でくつろいでいたら、えらく神妙な顔の彼に呼び出され、なんぞや?と席を外せば、ぶつけてきたのは小説の感想。人のケツを叩くのが好きなボクはニヤニヤしながら彼の話を聞いた。

大事なのはここから。ボクは、ボクの手の内を見た赤池君が、次に何でやり返してくるかが楽しみでしかたがない。『キングコングのあるコトないコト』の総合演出の太田さんにも同じことをした。それはとても健全で、こういう男と呑む酒が上手いのだ。負けないよ。

小説の出版が4カ月後に迫っている。先のようで、きっとすぐなのだ。もちろん自叙伝のようなものではない。ボクが考えた嘘で、ボクが作った嘘、言い訳のしようがない作品だ。あきらかに手の内を見せたものだから、それに対する皆さんのリアクションが楽しみ。

誰に読んで欲しいかと言えば、「芸人さん」。広く言えば、「お笑いを作っている人」。そして、もうひとつは「人生のドン底で溺れかかっている人」。それぞれ読んで欲しい意味合いは違う。それは出版がもう少し近づいた時にでも話そうと思う。

タイトルだけでも言えたらね。いつ発表していいのか、今度袖山さんに聞いておきます。

ホームランを夢見て、今夜も作業。まったく地味な毎日です。そっちはどう?

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010年1月16日 (土)

バタ子さん

「TVですねえ」とアゴをさすったのは、もともとは『キンコンヒルズ』のスタッフで、今は『はねるのトびら』のディレクターとして奮闘しているヤンカワさんと、ボク。本日収録した『はねるのトびら』の特別企画の堂々たるセットに舌を巻いていたのだ。

肝心の収録はといえば、セットの期待に十分に応えるミラクルが起こって拍手喝采。一安心も束の間、続いて新企画のセットが披露され、再び唾を飲む。番組はずっとこんな調子で歩みを続けている。少しでも気を抜けば落っこちるし、慎重になりすぎて止まってしまうといつかは落ちる、まるで綱渡りのよう。

雨の日も風の日も、病める時も健やかなる時も、試行錯誤を繰り返し、糸口を見つけ出し、往生際悪く踏ん張って、一歩一歩足を前に出し続ける。深夜時代からもうかれこれ9年が経とうとしているが、メンバーの入れ替えは一人もなく、その中で雑巾を絞るように毎週1時間の内容をお届けしている。それは時に不細工だったりするけれど、そんなこともひっくるめて、『はねるのトびら』の覚悟が好きだ。番組の最後の最後まで付き合っていきたい。

そして明日も『はねるのトびら』の収録。現場がたくさんの笑い声に包まれますように。

早いもので、もう1月も半分が過ぎた。絵本制作でいえば、今月中にあと一枚仕上げなければいけない。かなり無茶苦茶なペースだ。だけど、自分で掲げた目標なのだ。

空き時間に廊下に出たらベッキーとバッタリ。しばらく話し込んで、「今年は何をするんですか?」と訊かれ、「五月に小説、11月に絵本が出るよ」とハッキリ答えてしまったのだ。彼女に嘘はつけまい。

スマートに生きられる人に憧れながら、ボクは毎日信じられないぐらいジタバタしている。それを「充実」と呼ぶのかどうかは知らないけれど、居心地の悪いもんじゃない。

好きなことを全力でやってごらん。全力でやって、ド派手にズッコケてみるといいよ。

そして、そこからなのだ。

2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』

2010年1月15日 (金)

まもなく素敵な母親が産まれますよ

『音楽戦士』の本番前、いつもどおり青木さんとペチャクチャと喋った。青木さんはボクの大好きな芸人さん。いろんな部分が他人と違っていて、とても面白い。後輩ごときが語弊ある言い方で言わせてもらえれば、興味が尽きない人なのだ。

産休に入られるということなので、「時間がある時にでも」とDVDを送る約束をした。今現在のボクの「好きな映画ランキングBEST3」に入っている作品『スクール・オブ・ロック』。憎いぐらい清々しいハッピーエンドストーリーなのだ。どうか、母子共に健康で無事過ごせますように。

あいも変わらずボクはといえば、収録終わりで帰宅し、作業机で頭をボリボリと掻いている。もはや「机に帰る」と表現した方が正しい。作業中は、それが絵本制作ならばパソコンでYouTubeを流しながら作業を進めている。動きのある映像だと目を奪われてしまうので、唄やラジオ、会話中心の番組が主となっている。

最近はもっぱら『博士の異常な鼎談(ていだん)』のお世話になっている。とても面白い。水道橋博士さんとは直接仕事でご一緒させていただいたことはなく、単独ライブを観に来ていただいた時に楽屋前で少しお話させてもらった程度。あの時は突然で緊張して、なんだか恥ずかしくて、ずっと下を向いてしまった。だけどやっぱり魅力的な方で、ボクは遠くから応援しているのだ。

ちなみに5月に出版する小説のメインキャストは3人で、そちらも「異常な鼎談」なのだ。本が完成したら水道橋博士さんにお送りして、ドンガラガッシャンとひっくり返してやろうと密かに企んでいる。尊敬しつつ、牽制しつつ。お熱いのがお好きなのだ。

明日は朝から一日中『はねるのトびら』の収録。『クソろくでもない夜』の3日間と『あるコトないコト』に『音楽戦士』、ここ最近ずっと大声で喋っている。少々喉は痛むが、「眠る」と決めてから10秒と経たないうちに意識が飛んでいってしまうその少し手前の時間、身体の疲れがとても心地良く感じる。速寝(こんな言葉はあるのか?)はボクの得意技のうちの一つ。一瞬で夢の世界に行けるのだ。

ちなみ褒めてほしい得意技の残りは、「車の車庫入れ」と「台本覚え」。車庫入れは教習所時代から天才的に上手かったし、台本覚えは『ダイヤル38』の2時間の長台詞も苦じゃなかったほどなのだ(自分で作ったのだから反則気味ではあるが‥)。

ちなみにボクの「好きな映画ランキングBEST3」は『スクール・オブ・ロック』と『シザーハンズ』、そしてもう一つは今日の文章のどこかに。

見落とした? どこ見てんのよ。

2010年1月14日 (木)

嬉しいコト

『キングコングのあるコトないコト』の現場は今日も笑顔に包まれている。

本番中は芸人がどうしようもない雑学とミニコントを披露し合い、空き時間は演者とスタッフさんが混ぜこぜになって話す。そこにはいつも、学校の休み時間のような時間が流れている。

新年一発目の収録を終え、終了後に新年会。皆で酒を呑んで、年齢や立場はこの際抜きにして、やんややんやと騒ぐ。誰かが喋れば全員でフォロー。ペーペーが生意気に言わせてもらえれば、お笑いの現場のあるべき姿だと思う。全員が番組を面白がっているのだ。

そんな番組の歯車の一つでいられることは、とても幸せ。

ボクらよりも先に現場に入ってボクらよりも後に現場を出るスタッフさんに、僅かな時間しか映らないのにずっと笑顔でいてくれるアシスタントの女の子に、なにより視聴者の方に、皆に納得してもらえるMCでありたいと思う。

今月から大阪でも放送されるようになる。少しだけ親孝行ができて嬉しい。「お笑い芸人になる」と言って家を出たので、純粋なお笑いをしている姿を親に見せたいという気持ちは大きい。まったく、ありがたい機会をいただいた。婆ちゃんにも見せたかったなあ。

いつも言うけれど、ボクはTVを絶対に諦めない。それは単純に生活していく為の術ではなく、ドキドキさせることができるモノだということを信じている。

番組の総合演出やディレクター、つまり毎週30分や1時間の物語を構成している人達に、今度出版する小説を見せて「どんなもんだい?」と競争をふっかけている。「チクショー。今に見とけよ」なんて返事がくる。そんな健康的などつき合いがね、ボクはとても嬉しいんだ。

明日も晴れるといいね。

2010年1月13日 (水)

クソろくでもない夜

『クソろくでもない夜』のろくでもない3日間が終わった。さすがに声がかれた。だけど、その分はしっかりと勉強させていただいて、毎日が「なるほどなあ」の連続。とても楽しかった。やって良かった。

初日にボンヤリと思ったのは、あのメンバーでの居心地が良くなりすぎてしまった、ということ。慣れ合いで続けてもしかたがないので、3日目終わりで、次回の『ろくでもない夜』を最後にしようと決めた。『ろくでもない夜』というライブは続くかもしれないけれど、ボクは抜けようと思う。ロフトの店長の鈴木さんにその旨を伝えたら、ひどく落ち込まれたんだけど、だけどボクは成長したい。どうかワガママを許してもらって、次に繋げたい。

3月には石田と吉村と3人でおこなうトークライブがある。ちなみにライブタイトルは石田がつけた『吉村ガンバレ』。まだ吉村本人には知らされていない。刺激的なライブであることを願う。

自分の半径何メートルかの人達、そしてその家族をしっかりと支えていける圧倒的な馬力が欲しいなあ。その点ボクはまだまだ未熟。とにかく今は勉強がしたい。

別に最近何があったというわけじゃないけれど、自分が足らないばかりに散り散りになってしまうのは嫌だ。頑張るっきゃないぜ。

2010年1月12日 (火)

阿呆なボクら

批評したがる人が増えたから、「動かないこと」「外野にまわること」が自分の身を守る術となってしまうのもよくわかる。矢面に立つのことは誰だって恐い。もちろんボクだって。

それでも今日も全力でバットを振って、ウケたりスベッたりしている。そんな芸人が好きだ。生き物の中で一番好き。「芸人」とは職業名であり、姿勢。ズッコケる可能性があるところに飛び込んでいく人のことを形容する言葉。粋な生き様を指す言葉。

舞台の上でフザけ合い、酒場では今でも思春期のように語らう。ヘベレケになって肩を組み、「やるっきゃないね」と別れる。ボクの周りには芸人がたくさんいて、いつもボクの尻を叩いてくれる。おかげでナマケモノのボクでも、ちゃんと疲れて眠ることができている。

その分はキチンと返さなきゃいけないから、ボクも芸人の尻を叩く。だけど本当はいつも少しだけ背伸びをしている。そこまでたいした人間じゃない。そんな状態で長持ちするはずがないんだけれど、それでも笑い声が聞けたり、たとえば単純に誉めてもらえたりすると、不思議なものでまだまだ頑張れる。そんな持ちつ持たれつの日々。

いつかあなたがズッコケる可能性がある場所へ飛び込んでいく時、もしくは飛び込んでズッコケた時、そんな時はボクに教えて欲しい。安心して大丈夫、愛情をたっぷり込めて「芸人だねえ」と笑い飛ばすから。誰だってそう、歩いたらコケないし、走ったらコケるんだもの。走れ、走れ。

それでも疲れたらお笑いライブを観においで。今日も全力で空振りしている芸人がいて、不思議なことにそいつが人気者になっているよ。何の教養にもならないけれど、そこにはハッピーエンドがゴロゴロ転がっているよ。

ボクにはあなたの身に降りかかる問題を解決することはできないけれど、あなたがボクに預けてくれた時間には最後まで責任を取るつもり。

3日連続の『クソろくでもない夜』も明日で最後。共に阿呆になりましょう。

2010年1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月11日 (月)

ロボット工場より

六行会ホールにて『クソろくでもない夜』が12日まで開催されている。皆さんがこの先生きていく上で、何の為にもならない内容となっているはずだ。「はず」というのは、終演後そのまま呑み屋に流れ込みたいボクは、この文章を本番前に書いているからだ。これが更新される頃は、五反田でヘベレケになっていることだろう。

さてさて、趣味でも何でもないが、ボクは絵を描いている。『Dr.インクの星空キネマ』に続く、絵本第二弾『Zip&Candy』の出版が控えているからだ。一昨年の12月から制作をスタートさせた今回の『Zip&Candy』は、すでに一年と少しの時間向き合っている。素人だけに伸びしろがあるのか、前作とは比べ物にならないほどの絵にはなっている。が、やはり素人レベルなのだ。

キチンと勉強をしてきた方々には技術では到底追いつかないのだ。どこまでいっても、芸人の余技だということを見誤ってはいけない。なので技術どうこうよりも、頭の中にある映像を正直に描くことを心がけている。それしか対抗する術がない。

そんなことなので、べつだん絵が得意というわけではない。絵本の出版の時期になると、宣伝などを兼ねて番組に出させていただくことがある。その時困るのが、「ちょっと今、絵を描いてもらえせんか?」という申し出。場合によっては、「司会者の似顔絵を即興で描いてもらえませんか?」ということも。

こいつはまいる。一カ月を使って、ようやく一枚が完成する絵なのだ。そこに、パパパッと描いて、「おお~、似てる~!」と感嘆の声を上げさす能力は備わっていない。それを「絵を描く」ということで混同され、30秒の時間を貰って描いたところで、リアクションのとりようがない絵しか描けないことは自分が一番よく分かっている。

一か月間カメラを固定して、一枚の絵ができるまでの様子を撮り続け、それを早送りで30秒で見せていただければ、それが一番わかってもらえるような気がする。ううむ、どうしたもんだろうか。

まあ、とにもかくにも、11月の出版に向け、せっせと描く毎日です。11月出版ということは、8月までには完成させておかなければならないようです。とりあえず今のペースではまったく間に合いませんので、どこかで巻き返さないと、と思っております。

『Zip&Candy』、小さなロボット達の物語です。お楽しみに。

2010年1月10日 (日)

仕事始め青天ナリ

2010年の仕事が始まった。今日は朝から『はねるのトびら』のロケ。仕事始めのロケは晴天に恵まれ、現場に向かう道すがら富士山を臨めたこともあり、メンバーとスタッフさんの表情も自然に綻んだ。ボクは空き時間にハシャギまわったのが仇となり、しっかりと筋肉痛。だけど楽しく、とても幸せな仕事始めとなった。

スタジオに戻り、コメント収録を終え、最低のスネかじりユニット『やや嵐』の打ち合わせ。打ち合わせ中に、マナーモードにすることを忘れていたボクの携帯電話のメールがけたたましく鳴り、皆の視線が集まる。そして、そのメールが、本家のリーダー大野マンからというミラクル。この人のこういう部分にはいつも笑わされてしまう。嵐のメンバー5人で『やや嵐』を観たんだとさ。いつか、ちゃんとアイツらを叱りに来て欲しい。ちなみに、ボクは大野マンが作る作品のファンなのだ。ありゃ、素晴らしい。

朝から続いた収録もようやく終わった。もうすぐ日が変わる。今は、湾岸スタジオの楽屋にいる。昨晩は絵本第二弾『Zip&Candy』の制作が勢いにノッて結局朝になってしまい、そのまま現場に向かったので、今はなかなか眠い。この文章が書き終れば、荷物を片付けて家に帰る。

帰宅後、もう少しだけ作業をして、明日に備える。

明日から『クソろくでもない夜』が3日間おこなわれる。芸人だらけのバカ祭り。3日間連続で叫び続けることになるだろうから喉が少し心配だけど、もちろん楽しみの方が上回っている。一体どんな企画が用意されているのだろうか? とにかく皆さんに逢える。やっと逢える。

そんなわけで、皆さんは新年何かいいことはございましたでしょうか? ボク個人的には、メイド喫茶でなかなかの洗礼を受けてスタートした2010年ですが、しかしながら、メンバーとスタッフ全員が怪我や病気なく新年を迎えられたこと、それはなにより嬉しいことです。

本年もご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。 

 

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 9日 (土)

ストレート勝負

作業が煮詰まった時は背もたれに身体をあずけ、エロイ妄想の世界へと想いを馳せる。

男二人のイタリア旅行といい、酔っ払ったら堤下(先輩)の膝枕で眠るのが定番になっているところといい、皆が恋人と海外旅行に行く中、同期と虚しくメイド喫茶へ行き、USJでキャッキャッと騒ぐという最低の正月休みを過ごしてしまったことといい、「ホモ」と言われてしまっても仕方がないが、ボクは純粋に女の子が好きだ。女の子のやわらかい感じが大好きなのだ。そんなわけで、今日は『意中の女の子をすんなりとデートに誘う方法』を考えてみた。

「一緒にディズニー・シーに行ってください」と突然ストレートにお願いしてみたところで、気持ちがられるだけだ。やはり、成功させるにはそれなりの作戦がいる。頭の中を行ったり来たりして手探りで答えを探していたら、見つけた。ボクは見つけたのだ。『意中の女の子をすんなりとデートに誘う方法』を。

今日はそいつを特別にお教えしよう。

まず、デートに誘いだす女の子を捕まえて、「子供はどうやって育てていこうか?」と子育て方針の相談をしてみる。

その子から返ってくる言葉は間違いなく「はあ?」だろう。急がないで欲しい、それでいい。

そしたら次に、「ゴメンゴメン、順番間違えたね。そろそろ子供を作ろうか?」と子作り宣言をしてみる。

「え? どうしたの?」と返ってくる。意中の女の子の怪訝な表情が目に浮かぶが、それでいい。ここまでは想定内だ。

そしたら、「あ、ゴメン。本当にゴメン。少し急いだわ。結婚しよう」

「何、言ってんの?」

「それが無理なら、付き合ってください」

「ええ?」

「付き合うのも無理なら、今度一緒に遊びに行ってもらえませんか?」

「‥まあ、それぐらいなら」

ほらね。

これでキマリ。つまり、大きな刺激を先に与えてしまうのである。ハバネロをまるごと食べた後のカラムーチョなど恐るに足らず。

「子育て方針」という大ダメージを与えてから、徐々に弱めていけば、「一緒に遊びにいく」ぐらいは相手にとってはダメージのうちに入らない。

「バナナの叩き売り」ならぬ、『恋の叩き売り大作戦』である。

騙されたと思って一度試してみるといい。騙されるだろう。恋はそんなに甘くない。

さて。

何度か書かせてもらったが、2010年は個人的に大きなイベントがいくつかある。

4月か5月に小説出版。夏に全国10都市をまわる漫才ツアー。そして11月に絵本第2弾『Zip&Candy』の出版。

『Zip&Candy』の制作は現在フルスピードでおこなっているが、はたして間に合うかどうか。なので、こうしてブログに発売予定日を書いて、自分のケツを叩いている。なんとしてでも間に合わせるのだ。

そして、まだ本決まりではなさそうなので、約束はできないが、夏にとある場所で『Dr.インクの星空キネマ』と『Zip&Candy』の原画展があるかもしれない。6年近くの月日を費やして描いた、じつに100枚以上の原画が並ぶ。こちらは決まり次第、お知らせしようと思う。告知ができる頃までなら、このブログもギリギリ続いている。

漫才ツアーは去年1年かけてやっていたことを、夏の間に集中して行う。毎週のように『KING KONG LIVE』がある。とにかく今は漫才をシコシコ作るのみ。

そして一番近い未来が小説出版である。今日は『キングコングのあるコトないコト』の総合演出の太田さんから小説の感想が届いた。数日前に石田からも。手ごたえ十分で、ボクはニンマリ。『Dr.インクの星空キネマ』に続く、日本列島ドンガラガッシャン大作戦第二弾である。

皆さんにお願いするのは4月までに1500円(だいたいそれぐらいだと思う)の小遣いを貯めておいて欲しいということ。絶対に裏切らないと約束しますよ。「ハードルを上げなさんな」という声もあるかもしれませんが、そもそもハードルを上げたぐらいのことで潰れてしまう作品なんて世に出しちゃダメだ。

ボクの渾身の球を受け取って下さいな。あなたを幸せにしてやろうと思います。

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 8日 (金)

少しの疑問と複雑な気持ちと、笑う約束

実家に帰っていた間、久しぶりにワイドショーというものを観た。

母ちゃんが横でTVにブツクサ言っていた。きっと、世のお母様方もこの調子なのだろう。なんだか微笑まかった。

それはさておき。

少し気になったのは、犯罪を犯した人であろうと、死んでしまったら、「さん」を付けるものなのでしょうか? 確かに不幸ですが、被害者であり、容疑者でもあると思います。しかし、この「容疑者」の部分を表に出してしまうと、悪を吊るし上げる時に邪魔になってしまう。だから100%被害者にして、マークとしての「さん」を付ける。この辺りが演出染みていて、ボクはどうも苦手です。

ここからやらなきゃいけないことは、ちゃんと罪を裁いて、そして未来の犯罪を抑制し、未来の被害者を生まないことだと思います。同じようなことが二度とあってはいけないと思います。その為にも、被害者の御冥福を祈り、被害者遺族にお悔やみ申し上げたうえで、被害者であろうと「罪」は否定しなきゃいけないし、「さん」は外すべきだと思うのですが‥。

しかし、ボクの考えも間違っているかもしれません。正当な理由が存在するかもしれません。だけど、ボクと同じようにそこに疑問を抱いている人がいるはずです。なので、被害者であり容疑者に「さん」を付ける説明、そして、スタジオで座っているコメンテーターさんの正直な声を、TVで聞ければ嬉しく思います。

どこまでいってもTVだから、事件にも演出を加える。皆が疑ってかかれば問題ないけど、そういうわけにもいかない。しかたがないのかもしれないけれど、こういう事を目の当たりにした時は本当に複雑な気持ちになる。やっぱりそれでもボクはTVが好きで、TVを否定するようなことはしたくないからだ。

後発はズルイ。出揃った後から、なんとでも言えるから。しかし性格上、納得のいかない事は整理できるまで気が済まなかったりする。だけど、ボクの仕事はそれではないから、どこかで抑えて、ボクはボクがやるべきことをやろう。

去年の11月半ば頃までにはとりあえずレギュラーでやっていたライブを終了した。その後に、イタリアへ、USJへ行った。もちろん、喋ることは十分に溜まった。

まもなく今年のライブが始まる。最初は1月10日、11日、12日、と3日続けての『クソろくでもない夜』。場所は六行会ホールというところ。

自分が出させてもらっているライブでは唯一このライブの構成はノータッチで、いつものように内容は聞いちゃいないが、もちろん3日とも内容が違うらしい。そもそもメンバーがまったく違う。

初日は立ち上げメンバーだけで、二日目はノブシコブシや5GAPといった同期も参戦、三日目は堤下(先輩)やあっぱれコイズミ(ゴミ)という先輩方も。たくさん喋れるのは何日目だ?

一体どう転ぶかわかりませんが、おかげ様で充電はバッチリできております。東京のお客様に対しては2010年最初の顔出しということになります。精一杯フザけようと思います。

劇場でお会いできることを楽しみにしております。一緒に笑い飛ばしましょう。

 

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 7日 (木)

オジサンの野望

「キャーキャー言うて、ネタを聞いてくれないんすよ」と旬の後輩芸人が泣きごとのように言うので、「坊主にすればええやん」と先輩なりにアドバイスしてみたのだ。「少しはマシになるんじゃない?」

片手にヘアワックスを持ちながら言うセリフではないぜ、と涼しい顔で返しながら、「キャーキャー」言われたくてたまらない気持ちを必死で押し殺す。黄色い声援が羨ましいったらありゃしない。ヘアワックスを買おう。

追い風を利用して進むも良し、漕ぐ力をつけたけりゃ風を止めるも良し。大事なのは、どちらかに振り切って、それをキチンと自覚しながら活動することだと思う。

客イジリをして温めてからネタに入る漫才師もいて、客イジリをせずにネタに入る漫才師がいていいと思う。ボクらは絶対にしないけど。

自力をつけたいなあ、と常々思う。だから自分の首を絞めるような環境を設けてから進んだりもするんだけれど、どこかのタイミングで首を絞める力を抜いて、ただただ毎度バカバカしいことをお届したいなあ、とも思う。

まあ、その一つが、こんなブログをやめるということなんだろうけど。それは今年の誕生日に。

今年の夏から始まる30代はきっとそのように生きると思う。コツコツとモノを作って、そのモノの正しい評価をいただけたら、それがなにより幸せ。良くも悪くも余計な色眼鏡をかけさせるようなことはしない。

デビューの時のたてた人生設計は30代以降は考えていなかったので、ここからどうなるのかとても興味がある。

これからもドキドキする毎日でありたいと思う。

TUTAYAで『シザーハンズ』を買ってきた。もう何十回と観たことがあるのに、今更。次の次の、そのまた次に予定している作品の勉強に。その後に『ダブリンの鐘つきカビ人間』も観る。ふまえて、作ろうとしているものを察して下さいな。

とにかく今夜はティム・バートン先生を観ながら作業。寝るのは遅くなりそうだ。

2010年1月 6日 (水)

めいっぱい遊んだ

新大阪まで石田を迎えに行き、難波に車を停めて初詣へ。その道中でメイド喫茶なるものがあり、面白半分で突撃を試みる。

正月の朝っぱらということもあり、完全に不意をつかれた様子で、「お帰りなさいませ、ご主人様」をうっかり忘れるメイドさん。こちらの顔を確認するやいなや「あ、石田ぁ。お、西野ぉ。」ときた。そのメイドさんが、もうひとつ「うっかり」していたのは、鼻毛の処理である。そりゃもう、もっさりと出ておいでだった。

石田が「ハロウィン」と名付けた、ガングロで、俗に言う「ヤマンバギャル」というルックスのメイドさんから、いろんなサービスを勧められた。その中にあった「耳ほり」なるサービスを石田がチョイス。なんとメイドさんに綿棒で耳をほじほじされるのだ。それをボクがやる羽目に。まんまとハメられたのだ。

かくして、正月の朝から鼻毛がもっさりのハロウィンさんに耳をほじほじされる29歳(男)。涙が出そうになった。パパ、ママ、ごめんね。こんな息子さ。

メイドさんとの写真は料金が発生するのだが、メイドさん側はボクのその様をバシャバシャと写メールに撮る始末。そしてゲラゲラ笑いながら石田も。ボクのその無様な姿は、いずれ何かの形で世に出ることになるだろう。

それから初詣を済ませ、USJに向かった。そこで、石田のメイド喫茶での暴挙の天罰が見事下ったのだ。

神様は本当に素敵なネタを降らせてくれました。

メイド喫茶の全貌、そしてUSJを舞台に巻き起こった事件の数々は、吉村と3人で行うライブ、もしくは、10日からの『クソろくでもない夜』で喋らせていただく。長くなりそうだ。

USJのスタッフさんが「もう、ジョーズのショットガンは大丈夫ですので」とニンマリ。何のことかと思いきや、以前『すべらない話』で話させていただいたエピソードだ。帰り際、そのスタッフさんから「いいネタ、拾えましたか?」と訊かれた。

拾えましたとも。USJさん、いつもありがとうございます。

さて、めいっぱい遊んだ。インプットもバッチリ。そろそろ働かなきゃね。

東京に戻るとしますか。

2010年1月 5日 (火)

雨は降るな、ネタが降れ

鶯(ウグイス)の森駅を過ぎ、ガタンゴタンと鉄橋を越えて、少し長いトンネルを抜ければ鼓滝(つづみがたき)駅に着く。

絵本に登場するような駅名や地形のせいで、すっかりメルヘンな雰囲気になっているが、実際にボクが生まれ育った町だ。

昨晩、濱家君のライブ終わりで菅さんと合流。ライブの出演者も交えて刺激的な話ができて酒が進んだ。まだ少し酒が残っている。鼓滝駅で降りて、家まではトコトコ歩いた。

ようやく正月らしくなれたのは実家に帰ってきたからだ。とはいえ、作業グッズを持ち帰ったので、やはり部屋にこもり作業。このままでは自分で決めた期限間に合わない。とにかく間に合わないのだ。

夕方、袖山さんに電話。先日、幻冬舎の皆さんと呑んだ時に舘野さんから「西野は何冊も出さなきゃダメだ」と言われてから、考えていたことがあって、そのことで。

ナルホドな意見をいただき、次に書くモノの方向性がおおよそ固まる。さすが編集者というのは、ボクなんかよりも、ボクがことを知っているのだ。一冊目もまだ出版されていないのに気の早い話だけど、今夜は少し遅くまで作業をする。明日は一日、作業から離れるからだ。

石田を新大阪まで迎えに行って、そのままブラリと遊びに行く予定。春に石田と吉村と3人でのトークライブが決まった。そこで喋るネタでも拾えれば。さらに来週、10日から3日連続である『クソろくでもない夜』で喋るネタも。

天気が優れないみたいで少し心配。神様、明日は面白いネタを降らせてちょうだい。

2010年1月 4日 (月)

やるべきコト

夏の全国ツアーに向けて、漫才を一本書いた。今のところ計2本。6月頃までには20本近く書いて、そこから絞り、それをルミネで叩き、全国ツアーに持って行こうと思う。

「こんなネタを作りました」と逐一報告するものでもないと思うので、この先のブログで漫才の事に触れる機会はあまり多くはないが、それが実際の仕事の比率ではないのでご安心を。「お笑い芸人」といっても、いろんな仕事がある。しかし、その順番を間違うような真似は絶対にしない。

誰にだって欲はある。ボクにももちろん、ある。自分で分析するに、ボクは「誉められたい」という欲が強いように思う。しかし、だからといって、自分の役割からハミ出すような事はあまりしたくない。それが正しいか正しくないかは分からないが、あまりしたくない。

たとえばレギュラー番組ひとつとっても。選ばず他所に出て行くことが自分にとってプラスでも、今現在やらせていただいているレギュラー番組にとってマイナスであれば、ボクは控える。

やはりそこにはこんなクソみたいな芸人を番組のレギュラーに抜擢してくだった義理がある。番組が終われば、その時期は一緒に貧乏するし、総合演出が上の人間と喧嘩して、「もう、やらない」と言えば、それはそれで受け止める。

番組に関してはボクはプレイヤーで、それ以上でもそれ以下でもないから、やらせていただいている番組の為に生き、プレイヤーとして心中する。

本だってそう。舘野さんや袖山さんが「編集者を辞める」なんて言い出したら、もう本は書かない。

キングコングもだ。梶原が「コンビを辞める」なんて言い出したら、もう他の人と組むことなんてしない。

先日も、「絶対に心中するから、判断を間違えないで下さいね」と総合演出の太田さんを脅したばかり。半端な覚悟で人と付き合うのは嫌。

ボクは万能じゃないし、時間にも限りがある。自分一人のことだって、ままならない有様。だからボクは、自分がやらなきゃいけないことをやる。そして、その先を委ねる。委ねた相手にも、自分と同様のことを求めはするが。

やらなきゃいけない事を箇条書きにして、お互いに汗を流す。そして、たとえ双方の歯車が合わくて上手くいかなかったとしても、、「ツイてなかったねえ」と酒呑んで笑い飛ばして終わり。それだけのこと。

今、あなたがやらなきゃいけない事はなんだ? 己の臆病な気持ちに目を伏せて、他人に意見し、一時の優越感を味わうことか? たぶん違う。「やらなきゃいけない事」を明確にし、覚悟を決めることだ。

それはボク達の親が、「家族だけは守る」と決めて、職場で悔しい思いをし、生活費の節約に奔走していた、そのようなことだ。自分たちの服なんてもう何年も買っちゃいないし、いくら仕送りをしようが、当時がクセづいているから今更贅沢をするようなこともできない。

親はいつだって泥々。だけど、きっとそれは親が望んだ事で、親の覚悟だったのだ。やっぱり親は偉大だ。まだまだまったく追いつかない。だけど、その背中を見て育ったんだから、すこしは習わないとね。

やるべきことをやって、あとは運。人生はたぶんそんなもんだ。

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 3日 (日)

いきなりフルスロットル

風情もヘッタクレもない。

お菓子などのつまみ食いは多いが、ボクは普段、朝食を食べない。そこにきて、1月1日の昼食と夕食、さらには2日の昼食と夕食を松屋で済ませている。つまり、2010年はまだ松屋さんの御飯しか食べていない。松屋さんは美味しいが、やはり正月はコタツでお餅を食べなきゃ始まらんのだ。

さらには正月休み返上で作業部屋にこもっているのも、正月気分を遠のけている一つの理由。昨日のブログで「約束ができないからまだまだ言えない」と書いたが、それはボクらしくない、と考え直した。このブログはそもそも、退路を断つためのものであったはずなのだ。

なので、考えていることを言わせてもらうと、2011年(来年)のクリスマスに発売を予定していた絵本第二弾『Zip&Candy』を、年内中に出そうかと思っている。先日、幻冬舎チームと呑んでいた時に、「今までの倍のスピードでやれば、来年発売だったものが、今年になるよ」という阿呆な計算をたててみたのだ。しかしながら、完成が「来年」と思って作業するのと、「今年」と思って作業するのでは勢いが違う。目指してみるのも悪くない。やるだけやってできなければその時。

難しいことは承知の上で、年内中の発売を目指す。そんなわけで全てが順調にいけば、5月に小説が発売となって、夏に全国ツアーをやって、12月頃に絵本第二弾『Zip&Candy』を出版となる。今年は、この上なく駆け足だ。

作業中に番組スタッフさんからメールが入る。ボクがずいぶん前からワガママを言っていた件で。ボクが最もリスペクトしている漫才師との共演が可能となった。そしてその方からの言葉もスタッフさんを通じて聞かせてもらった。嬉しい言葉をいただいた。収録は来月の最初。その方の前で、我々キングコングは何のネタをしようかなあ。楽しみだ。

楽しみなことと言えば、今日(1月3日)だ。正月休みの最中、ボクは新幹線に飛び乗って大阪へ行く。呑みの席で約束してしまった濱家君のライブに出演する為だ。ボクらキングコングが生まれ育ったbaseよしもとという劇場に立たせていただく。才能ある後輩の胸を借りて、この2日間の作業で溜まったガスをおおいに抜いてこようと思う。

とっとと作業に戻るとする。今は急がねば、このままでは間に合わない。とにかく急がねば。急がねば。

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 2日 (土)

それゆけ!漫才ロード

元日の『爆笑ヒットパレード』の漫才で仕事納めとなった。3日にbaseよしもとにて濱家君のライブに出演することになっているが、とりあえず正月休み突入だ。

カウントダウンライブで漫才をして、元旦の中継でNGKから漫才をして、夕方フジテレビで漫才をした。一年の仕事の締めが漫才であることに正しさを感じる。MCはナインティナインさん。絡んだ時間は少しだったけれど、なんとなく、矢部さんと酒でも交わしながらガッツリ話したくなった。とても楽しかった。TVで漫才ができるのは幸せ。カミガソ君、その辺よろしく。

さて、やってきました2010年。今年はやる事が盛りだくさん。小説の出版やらいろいろ控えているが、なんと言っても夏の全国漫才ツアーが楽しみ。『KING KONG LIVE 2010』だ。

全国10都市で行われ、もちろん大阪公演も東京公演もある。このライブでネタを叩いてどこかへ出す、ということではなく、このライブをゴールにしてしまう。そういったことで言えば、今までの『KING KONG LIVE』とは意味合いが変わってくる。

正直に言ってしまえば、夏のツアーでやる漫才はまだ1本しか作っていない。それすらもボツになるかもしれない。だけどワクワクしている。コンクールに出すわけでもないから、より自分好みの漫才を作る。爆笑ヒットパレードでやったネタに近いものが増えるような気がする。

今年で『KING KONG LIVE』というパッケージをちゃんと確立させたい。とりあえずの目標だ。

そして、約束ができないからまだまだ言えないけれど、年内中にもう一つ大きな仕事をやってのけたい。その為には、かなり無理をしなきゃいけない。

そんなわけで、さっそく作業机に座っている。今年もモノを作るのだ。

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

2010年1月 1日 (金)

笑う人

この文章が更新されている今頃は、カウントダウンライブ真っ只中。2009年最後の仕事は1万人の前で漫才。漫才師として身に余る光栄。そして数時間後には元旦の朝の生放送で漫才。これが2010年最初の仕事。夕方にも生放送で漫才。ボクの大好きな年の終え方、始め方。

夕方の漫才終わりで、本格的な正月休みに入る、はずが、呑んでいる席で濱家君と約束しちゃったので、3日はbaseよしもとの舞台に立たせていただくことに。それはそれで楽しみなのだ。

寝て起きて元旦を迎えるわけではなく、年またぎはバタバタとしているので、西暦が変わったという感覚を味わえないだろうが、とにもかくにも「明けましておめでとうございます」なのだ。

2009年を振り返ってみる。

『Dr.インクの星空キネマ』の出版で幕を開けた。増刷がかかる度に袖山さん達とバンザイをした。増刷の報告の電話をかけてくる舘野さんのハシャイだ声を聞く度に嬉しくなった。

そんな中迎えた春に、ボクの大好きな番組が終わった。枠ごと終わってしまったので、こればっかりはどうしようもなかった。

ゴールデンウィークに一人舞台『ダイヤル38』の公演があって、千秋楽にスタンディングオベーションが起こって、目がウルウルした。

そのまま大阪公演の話が上がったが、見事に潰されて、悔しくてたまらない夜を過ごした。

だけど、そこに独演会をハメ込んで、記念すべき第40回公演の舞台は大阪となった。500人のお客さんと一つになって、「また大阪に帰ってきます」と約束した。その約束は2010年の夏に果たします。今度はキングコングで。

その夏、やっとこさ書き上げた小説を泣き虫舘野さんが叩き返してきた。腹が立ってバカみたいに本を読んで、書き直して、ギャフンと言わして出版が決まった。4月か5月頃になると思う。

秋にはお笑い濃度100%の楽しい番組が始まった。すぐに番組にメロメロになる。番組の調子もいいようでなにより。 だけど、婆ちゃんが死んで、M-1でズッコけた。M-1はもう出ることができないし、婆ちゃんは帰ってこない。どうしようもないコトがある。

順調か?と訊かれれば、そうかもしれないし、そうではないかもしれない。だけど、きっとこの先もずっとそうだ。挑む数に比例して挫折がある。やればやるほど悔しい思いもする。

「夢は必ず叶う」なんて言えない。ボク自身で言えば、今年は叶わないコトだってあった。だけど、叶えに行かなきゃいけない。恥ずかしくても、みっともなくても、そこに向かってジタバタとしなきゃいけない。だって、まだまだ何も知らないから。

自分の動きを止めて、達観した表情で、知ったような口をきくのは、孫に看取られる最期の晩だけでいい。晩年、床に伏せるまで、フォームなんて気にせず全力疾走。コケて悔しさを刻んで、起き上がって学んで、また走る。ただただ、その繰り返し。

あの梶原が二児の父。29歳のボクは相変わらずパソコンでエロ動画を見て、シコシコをぶっこく夜を過ごしている。情けないよ、まったく。もしかしたらそんな幸せはもう自分にはやってこないのかも、と思う夜もある。そうなりゃ、それでも構わない。そのかわり、イタチの最後っ屁をくらわせて死んでやろうと思う。

世のお父さん達、そしてチャンスを待つクリエイターの皆さん頑張って。受験生も、いじめられっ子も頑張れ。フラレちゃった人も、童貞も頑張れ。

「頑張れ」は人に言っちゃいけないらしいが、頑張れ。環境を恨んでも始まらない。時代のせいにしても解決しない。頑張るしか、自分を取り巻く状況は変わらないよ。

そして。

いつか頑張ることに疲れた時、そんなあなたにクスッと笑えるユーモアをプレゼントできる芸人でありたいと思います。笑わなきゃ、もったいない。鳥が羽を使わないようなもんだ。泣いた分だけ笑って、明日に繋げる。そんなあなたの人生の、どこか隅っこの方にでもお笑いで潜り込められたらボクは幸せです。

2010年も一緒に生きましょう。今年もよろしくお願いします。

2010年1/10(日)1/11(月)1/12(火) 六行会ホール 『クソろくでもない夜』

1月10日(日) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)

1月11日(月) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、ふくろとじ、ロシアンモンキー、ブロードキャスト、平成ノブシコブシ、こりゃめでてーな、若月、スリムクラブ、ゆったり感、5GAP

1月12日(火) ※順不同

西野亮廣(キングコング)、イシバシハザマ、川口清之(ロシアンモンキー)、房野史典(ブロードキャスト)、ツネ(2700)、片岡正徳(オオカミ少年)、斉藤司(トレンディエンジェル)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、井下好井、ササキりな、江崎隆文(ゆったり感)、エハラマサヒロ、出雲阿国、吉富Aボタン、若月徹(若月)、MASA(ヨコハマナンバー)、あっぱれコイズミ、堤下敦(インパルス)

※出演者は変更、追加する可能性があります

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