2010/01/28
気概
ボクの処女絵本である『Dr.インクの星空キネマ』を発表してから一年が経った。感覚的にはずいぶん昔のように感じるが、発売は去年の一月末なのだ。
一年前は読書などまったくしていなかったボクは、もちろん本屋さんにも通っておらず“2500円の本”という怖さを今ほど分かっていなかったと思う。今となって考えてみると、「よく出版させてくれたなあ」というのが正直な気持ち。あれは大冒険だったのだ。
そして今は、間に合うかどうかが本当にギリギリだけれど、今年の11月に絵本の第二弾を出そうと思っている。そちらの内容は、もちろんハッピーエンドだけれど、だけど『Dr.インクの星空キネマ』の間逆。そういうことをふまえて読んでいただけると、また楽しいんでもらえるかも。
今日、絵を一枚仕上げた。どうにかこうにか今月分は間に合った。発売を一年早めた時から、「月に2枚」という無茶苦茶なペース(本当に大変なのだ)で仕上げていかなきゃいけなくなったけれど、このペースを維持できれば、夏には作業が終わり、年内の出版が可能になる。クリスマスの物語なので、できればその日までには出したい。
人が見たことのないモノを作りたいなあ、と常々思っています。最近は本当にそのことを強く思う。今でも驚かせてくれるモノはもちろんある。しかしその一方、少し過敏になりすぎてしまっているのかもしれないけれど、「ああ、そっちね」というモノがやけに目についてしまう。それはやっぱりとても退屈で、だけど言っているだけじゃ何も変わらないし、「意見するぐらいなら作れ」と自分に対して思うので、やっぱり作ろうと思う。少なくとも『Dr.インクの星空キネマ』はその気概を持って作った。
5月に出す小説も、夏の全国ツアーの漫才も、そして11月に出る絵本『Zip&Candy』も、人が見たことのないもの、ドキドキさせるモノでありたい。それ以外はあまり興味がないんだよ。
2010/2/5(金) 新宿ロフトプラスワン 『ろくでもない夜~2周年だよ!!~』




