2010/02/ 8
毎夜、毎夜
後藤ひろひとマンからメールをいただき、品川まで『続・コーポからほり303』を観に行った。素敵すぎるお話に、おおいに笑わせていただき、刺激をいただいた。
終演と同時にとっとと家に帰りたくなったのは、作りたくて作りたくてたまらなくなったから。ボクも頑張ろう、といつも思わせてくださる。後藤ひろひとマンは、なんともありがたい存在なのだ。
夏の全国ツアーの漫才はおいておいて、現在ガッツリと制作中のモノは5月に出る小説と、11月に出る絵本。これだけでなかなか手がいっぱいなのに、次の小説の構想が沸いてきて、ただいま作業が少し混乱している。
厳密に言えば、作業は切り替えてできるのでどれだけ増えようと混乱はないのだが、走り書きしたメモや、たいして役にたたない絵コンテなどのせいで、部屋が大混乱なのだ。探し物が見つからないったらありゃしない。
いつか、『Dr.インクの星空キネマ』と5月発売の小説と、11月発売の『Zip&Candy』と、その先に発売されるかどうかわからないけれど、現在構想中の小説。この4冊全てを読んだ人に会って、酒を呑み交わしながら朝まで話がしたい。ということは、恥ずかしいけど、きっと自分の作るモノが好きなんだと思う。誉められたいのだ。
でも一番好きな瞬間は、自分の好きなモノが誰かの手に渡って、その人の中で少しだけ歩きだしたとき。たとえば、『Dr.インクの星空キネマ』に登場するマルタ・サンポーニャ。そいつが、新宿の紀伊國屋の店員さんが売り場のポップに描いてくださっていた時は飛び上がるほど嬉しかったし、松本大洋さんからの手紙の挿絵に描かれていた時は胸がビリビリして止まらなかったし、お客さんからの手紙に描かれていた時はニンマリが抑えられなくなる。
作品を世に出す以上、自己満足じゃないんだもの。だから、自分の生んだモノが誰かの中に生きているということは幸せだ。
一つでも多く残せるよう、今夜も頑張ります。




