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2010/02/ 9

どうなる!?やや嵐

いつの間にやら冠番組を持ってしまった知る人ぞ知る『やや嵐』という糞ユニットがいる。もちろん嵐大先生のおスネをかじって生きているわけだが、本人たちはそれを否定している。

もっとも、『はねるのトびら』内でやっていることですから、言うまでもなくそんな事もひっくるめてコントなわけで、即席アイドルの仮面を脱げば芸人さん達ですから、カッコつけている様を「ブサイクですよ」と罵ってやることが最大の愛情となるわけで。そして、そのことを理解してくださっている観覧のお客さんも、やや嵐に対するボクの罵詈雑言に対してキチンとブーイングをしてくださる。全てが順調に進んでいるかと思われたが、ここにきて、ある変化が。

元来コントとしてやっていただいていたはずのお客さんのブーイングに若干の熱が入ってきたのだ。つまり、「やや嵐も一生懸命やっているんだから、『ブサイク』とか言っちゃダメじゃん」である。事実、カメラが止まっている間に、リアルな温度で「つかじゅんカッコイイ」という声が聞こえ出したのである。これが何を意味するか?

ちょっぴり人気が出てきているのだ。

これはマズイ。非常にマズイ。

同じような現象が以前にもおこったことがある。『悲愴感』というグループだ。「アイドルグループを組ませてくれ」と懇願してきた三人をメンバーは邪険に扱った。しかし、勝手に歩き出した三人はCDを出し、一曲だけのイベントに1万人が集まった。楽屋で絡む時は「なんだよ、お前ら」が成立したのだが、1万人の彼らのお客さんの前ではそれらの言葉は許されなくなっていた。気づけば立派な人気者。見事な逆転現象である。

やや嵐の収録終わり。総合演出と「これ、人気出てんじゃね?」という話になり、軽く頭を抱える。まあ、しかし、そうなったらなったで面白い。どうせ人気が出るのなら、とことん出てもらった方が何かしら遊びも増えるだろうし、いくところまでいって欲しい。

しかし個人的にこっそりと期待しているのは、やや嵐がある日突然TVから姿を消して、誰もその話題に触れなくなる、その瞬間だ。大人の事情がガッツリ働いたことは誰の目にも明らかだろう。それは芸人らしい最期で、ボクは絶対に笑ってしまう。

その日まで、微力ながらやや嵐を応援していこうと思います。

2010.2.22(月) 仙台ジャンクボックス 『第44回 西野亮廣独演会 仙台公演』