2010/03/ 5
『3月5日』が紐解いた弱点の理由
ボクは『記念日』というものが覚えられない。これがどう頑張っても覚えられないのだ。
これを言うと、いつも非難轟々となるのだが、母ちゃんの誕生日すら知らない。知らないというか、覚えられないのだ。ただ、だからといって不仲というわけではなく、西野親子はとてもよく喋る仲良し親子。
人の誕生日で覚えているのは、ボクの弟「たっちゃん」と、梶原とベッキー。そして、その時付き合っている彼女の誕生日を死に物狂いで覚えるぐらい。父ちゃんの誕生日は最近覚えた。
「たっちゃん」はボクと誕生日が近いので、子供の頃から一緒に誕生日会を開いていたこともあって覚えることができた。
梶原とベッキーの誕生日は、ベッキーが「後の数字を引用すれば3人繋がりますよ」と覚え方を教えてくれた。梶原が8月7日、ボクが7月3日、ベッキーが3月6日、というわけだ。これで覚えることができた。
しかし、そうやって何かキッカケがないかぎり、ボクは人の誕生日を覚えられない。自分で言うのも何だが、記憶力にはめっぽう自信がある。よくTVで女優さんが「台本を現場に持って行ったことがない」と豪語するが、そんなものは当たり前だと思っていて、べつだん驚くこともない。
じゃあ、そんなに偉そうに記憶力自慢をする男が何故、『記念日』を覚えられないのか? これまで何度も考えたけれど、その答えは出なかった。しかし今回、その答えが出たのだ。
キッカケをくれたのは、ボクの兄ちゃん。
実は明日(日付上は今日。3月5日)、ボクの兄ちゃんが結婚する。『はねるのトびら』の収録はボクが出ないコーナーの撮りだったので、たまたまスケジュールが空き、無事に式に参加することができる。嬉しい限りだ。
そんなわけで、3月5日は兄ちゃんの結婚記念日ということになる。さて、どうして兄ちゃんは『3月5日』という日を選んだのか? それにはワケがある。
父ちゃんと母ちゃんの結婚記念日が3月5日なのだ。
結婚記念日を忘れないよう、両親の結婚記念日に合わせたわけだ。そう。ボクだけでなく、兄ちゃんも『記念日』を覚えられないバカ人間なのだ。どうぞ、この兄弟を嘲笑っていただきたい。
だが、話はこれで終わりではない。
そもそも、父ちゃんと母ちゃんが、どうして3月5日に結婚をしたのか? それにももちろんワケがある。
父ちゃんの誕生日が3月5日なのだ。
結婚記念日を忘れないよう、自分の誕生日に合わせたわけだ
そう。ボクや兄ちゃんだけでなく、父ちゃんも『記念日』を覚えられないバカ人間なのだ。
ここまで話せば、もう理解していただけたことだろう。
ボクが『記念日』を覚えられない理由は遺伝だ。
自分の誕生日に合わせなければ自分の結婚記念日を覚えることができない父を持ち、父の誕生日と、両親の結婚記念日に合わせなければ、自分の結婚記念日を覚えることができない兄を持つのが、ボクだ。『記念日』を覚えられないその責任は、おそらく、爺ちゃん、ひい爺ちゃん、その前の代から脈々と受け継がれている、西野家の『血』にあるのだ。
なので、いつかボクに彼女ができて、「今日が何の日だが覚えてるぅ~?」なんて訊かれて、答えられなくて、「あなたってサイテー!」とキレられた時には、「祖先に言えっ!」と言い返してやろうと思います。




