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2010/04/12

日本列島ドンガラガッシャン大作戦第3弾

花見。

すっかりアルコールに支配されてしまった石田は、約1時間にわたりボクの左腕を噛み続けた。「噛むな!噛むな!」と本気でドツいて引き離しにかかったけれど、それでも果敢に噛みに来る。奴の頭がそうとうイカれているのか、ボクの左腕がよっぽど美味しいのか? 真相は定かではないが、とにもかくにも30~40発殴り続けたボクの右拳は内出血で紫色に腫れ上がっているし、左腕はすっかりズタボロ。当の石田は全身アザだらけなのだ。だけど、二人ともゲラゲラ笑っていた。

オジサンがやって来て、「この場所は22時までだよ。最近は近隣からの苦情が多くてねえ。ゴミはまとめて持って帰ってよ」と言って去っていった。そもそもこの場所に時間制限なんてあったっけ? と思いながらも、なんとなく片付けを始めつつ、余った缶ビールを「コレ、いりますか?」とさっきのオジサンのところに持っていったら、ホームレスの方ということが判明。

缶ビールを受け取って喜ぶホームレスのオジサンのことが急に愛おしくなったので、そのまま抱きついた。「ここの敷地の管理人の感じで来やがって」と笑いとばして、ホームレスのオジサンと乾杯した。

“女の子が髭を剃っている”と知った夜は世界が終わったかと思ったけれど、時間が経って、どうにかその悲しみを受け止めることができるようになった今、噛まれて血が出たって笑えるし、まったく知らないオジサンと肩を組んで酒を呑み交わせる。世界は今日も平和なのだ。

そんな今日は、来月31日にある『第45回 西野亮廣独演会 名古屋公演』のチケット発売日。これが終わると夏の全国ツアー『KING KONG LIVE 2010』の準備やら何やらが本格的にスタートするので、独演会はしばらくお休みすることになりそう。

独演会は今回の名古屋公演で45回目となる。全国津々浦々、いろんな所をまわってきた。持ち物はセンターマイク1本だけというフットワークの軽いライブなので、「独演会では、なるべくいろんな所に行って、いろんな人に逢いたい」と常々言い続けて、やってきた。

だからこそ、お客さんから頂く手紙の中の「それでも、独演会には行けません」という文章が目につく。j事情は様々。近場であった公演を観に行けなくて、次にまわってくるのが数年後、というケースもあるし、病室から出られないという子もいる。それなのにボクの身体は一つだから、どうしても応えられない場合が出てくる。綺麗事だろうと何だろうと、やっぱりそういう人にも届けたい。

バカみたいに掲げた『日本列島ドンガラガッシャン大作戦』。その名の下、生みだされた作品には羽が生えていて、ボクが逢えない人のところにも軽々飛んで行って、その人をドンガラガッシャンとひっくり返してくれると信じている。

その第1弾が『Dr.インクの星空キネマ』、第2弾は来月発売の小説『グッド・コマーシャル』。

そして第3弾は、『西野亮廣独演会』のライブDVDだ。

第40回の大阪公演の模様を完全ノーカットで収録。小説発売から約2ヶ月後の、7月14日に、『西野亮廣独演会』のライブDVDの発売が決定した。

これで届く。海の向こうや、ボクのいない未来にも。

2010.5.31(月) SUNSHINE STUDIO 『第45回 西野亮廣独演会 名古屋公演』

5月下旬発売 小説『グッド・コマーシャル』

2010.7.14(水) DVD『西野亮廣独演会』