2010/04/30
転んでも笑える
『キンコンヒルズ』でお世話になったプロデューサーの佐久間さんから、「『キングコングのあるコトないコトSP』面白かったよ~」という旨のメールが入り、そのことを同番組を手掛ける総合演出の太田さんに伝えたところ、「嬉しい。直接面識はないんだけれど、実は佐久間さんの番組のファンなんだよ~」とえらく喜ばれた。ボクの好きな人同士が“お笑い”で繋がっていくのは、純粋に嬉しい。
こんな調子で、ボクは面白い人同士を会わせたくなる性分なので、ジャンルを越えた無国籍な呑み会がおこなわれることも多い。編集者とディレクターのような。構成作家とデザイナーのような。モノ作りの根底にある想いは皆同じだし、なんといっても、そこで繰り広げられる会話が面白いこと面白いこと。
まあ、酒が好きなんですよ。
大阪に行ったり、特番の収録があったりで、ここのところ少しバタバタしていたが、前々からスケジュールを空けていた今夜は、酒を呑むのだ。幻冬舎の舘野さんと袖山さんと。
もちろん話す内容は、来月発売となる『グッド・コマーシャル』のことが中心となるだろうが、その後に控えている『Zip&Candy』のことや、そしてボクの中で物語がまとまった数年後の作品のことも一緒に。今日はきっと楽しい夜だ。
今日も明日も明後日も、ひたすらモノを作って、いつまでも批評される側でありたいと思う。爺になっても、ガキンチョから「もっと、こうすれば良かったんだよ」なんてアドバイスされる存在であれたなら、それを芸人人生の成功とする。ボクら芸人ごときは、人様の暇潰しに使われればバンザイなのだ。
ただ芸人だから、欠陥人間は最後までキチンと全うしようと思う。欠点を修復するのではなく、欠点すら好きになってもらえるよう、出っ張った部分を、さらに出っ張らす努力を。
まあ、これは芸人に限らずか。自分の欠点を探して、それを修正する生き方をしている人を見ると、「もったいないなあ」と思うことがあるのです。
素晴らしいのは、図らずも持ち合わせたコンプレックスを財産と思える人生ですよ。どうせ死ぬまで生きるのだから、笑っている時間が長い方がいい。




