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2010/04/ 6

役割はいつだって単純だ

一般の女の子のブログを鼻の下を伸ばしつつ読み進めていると、男の子と遊んだ記事が目に飛び込んできて、ついにヤキモチを焼いてしまった三十路手前。

作業部屋の入口には『ZipMotors』という“工場ごっこ”の恥ずかしい看板がかかっているし、明日収録で一緒になるジャルジャル後藤がボクのお気に入りのビートルズのTシャツを「よこせ、よこせ」とうるさいので、あげることにしたが、万が一、シャツが臭かったら恥ずかしいから先日購入した『ダウニー』を投入してしっかりと洗っているが、洗濯機はガタガタうるさいし、そして、つい5分前、洗剤として信じていた『ダウ二ー』が、実は柔軟剤だと知ってしまったし‥‥。どうやら柔軟剤では服は綺麗にならないんだってさ。

とにもかくにも今日もブザマな一日なのだ。

小説『グッド・コマーシャル』の発売を来月に控えつつ、それが何かは言えないけれど、7月にはまったく別ジャンルの作品を発表する。8月、9月は『KING KONG LIVE 2010』で全国をまわり、11月には絵本『Zip&Candy』の発売が控えている。

そして仲間の芸人は次々と結婚していく。とても幸せそう。じゃあ自分は不幸せか? と訊かれたら、別にそんなこともない。モノをトンチンカンチン作るのは好きだし、それができる生活は幸せだと思う。だけど正直に言えば、少し意固地になっている部分もあるかもしれないなあ。

スタッフさんの存在をありがたく思う瞬間はたくさんあるけれど、自分が作業をしていて、それとは別の用件の電話がかかってきた時に、とくに思う。たとえば、漫才を書いている時に、「今、会議してるんですけど、小説の装丁どうします?」みたいな電話。役割分担が確認できて、チームで動いている意味が強く感じられて、嬉しい。

ここ数日はそんな瞬間が多かった。『はねるのトびらSP』のことや、小説『グッドコマーシャル』のことや、7月の作品のこと、そして9日の夜に放送される『笑神降臨』のこと‥‥。いろんな人に支えられている。そりゃ諦めなきゃいけないプライベートがあって当然だ。

スタッフさんの働きを知ると、自分がやらなきゃいけないことが浮き彫りになって、覚悟が決まる。“やらなきゃいけないこと”は、この世界に入って日を重ねるごとに、どんどんと輪郭がハッキリしてくる。見えてきたのは、とても単純なこと。

楽しいモノを作る。完成したら、あとは人にまかせて、また次の楽しいモノを作る。

たったそれだけのこと。それがボクの役割。

あなたの役割は何だ?

2010.5.31(月) SUNSHINE STUDIO 『第45回 西野亮廣独演会 名古屋公演』

5月下旬発売 小説『グッド・コマーシャル』