2010/04/23
共犯
『いつも!ガリゲル』の収録後、番組スタッフさんとの食事会まで少し時間が空いたので、その時間を使って汐留の編集所へ遊びに行った。
スイッチだらけの部屋でおこなわれていたのは『西野亮廣独演会[DVD]』の編集。有泉さんを中心に皆がワイワイと意見し合う。そんな背中をデレデレと眺めるのがボクの仕事。すっかりオカマちゃんなのだ。
本編にはメスが入らないので、ここでおこなわれている作業というのは特典映像などの編集。芸歴も10年になるが、DVDを出すのは今回が初めての経験。とても新鮮で刺激的。こんな遊びが残ってたのね。
タクシーに乗り込み、食事会へ。総合演出の西田二郎さんや、作家の下田さんらとお話。スタッフの皆さんの番組に対する想いを聞けば聞くほど、ボクは一つ駒として、その仕事を全うしようと思う。立派にならなきゃ。
皆が、えらく優しくしてくれる。
『グッド・コマーシャル』の取材が始まった。面と向かって自分のことを話されるのはとても緊張するけれど、ライターさんが『Dr.インクの星空キネマ』の時もお世話になった優しいお姉さんだったので、なんとか緊張を殺せた(ハズ)。なにより、取材までに『グッド・コマーシャル』を読んできていただけたのが嬉しかった。
デビューから今までずっと、自分よりも前に押し出さなきゃいけないものがあった。たとえば『はねるのトびら』だったらメンバーだし、自分がMCの番組ならゲストに来ていただいた方だし、キングコングだったら梶原だ。
だけどいろんな整理がついた今年は、自分を一番前に出して、手の内を見せる機会が増える。それは小説『グッド・コマーシャル』だったり、独演会のDVDだったり、須藤さんと夏に企画していることだったり、まあ、11月に予定している絵本第2弾『ZipCandy』だったり‥。今までひっそりとやってきたことだったけど、もうそろそろいいかな、という今年。ここ数年、目先のことにはまったく興味がなかったのです。
ずっと温めてきたカードで、皆を大きくひっくり返す。そればかり考えてやってきた。誰も見たことのない、誰も経験したことのないカードで。
そのカードをきる時に、今のボクを支えてくださっているスタッフさんや、たとえば雑誌のライターさんがボクのすぐ近くにいてくれたことを、あらためてありがたく思う。1人じゃ大きな渦はおこらないから、共犯ですよ。
高校時代、クリスマス・イブの夜中に男20人ぐらいで学校に忍び込み、運動場のど真ん中にバカでかいクリスマスツリーをたてた。皆、ボクの家に集まって、おまわりさんに追われても絶対に逃げきれるルートを、あれこれ考えていた。あのノリの延長。
ドキドキしたいし、させたいね。




